【レビュー】かわいい星守の女の子たちと地球を守るアクションRPG！『バトルガールハイスクール』

篠田ショーゴ

9年前

――西暦2045年、謎の侵略者「イロウス」によって世界は汚染され、人類は活動できる範囲を狭められていた。イロウスに対抗できるのは、大地の守り神である「神樹」に選ばれた「星守」と呼ばれる少女たちだけ……今、人類の存亡を賭けた戦いが始まる！

　と、今回紹介する『バトルガールハイスクール』の設定だけを見ると、結構シビアな感じです。しかしビジュアルをご覧いただければわかるとおり、中身はポップでキュートで軽快なアクションRPGなのです。

　ただバトルを繰り返す系統のRPGとは違い、かわいく個性的な女の子たちとのコミュニケーションも大事になっています。

▲女の子たちは5月中旬現在、総勢15名。ガチャでも入手できますし、ストーリーが進めば新入生としてクラスにやってきたりもします。

▲ゲーム開始当初はクラスも閑散としていますが、だんだんとにぎやかになります。女の子たちの学校生活を垣間見られるのはなんとも楽しいです。

◆生徒とのコミュニケーションが超重要！親愛度が上がれば女の子も強くなる！

　本作は大まかに日常パートとバトルパートとのふたつで構成されています。

　日常パートでは女学園に赴任した男性教師である主人公が、星守クラスの女子生徒たちとタッチでコミュニケーションを取り、親愛度を上げていくのがおもな目的です。

　このように書くとRPGというより恋愛シミュレーションゲームのようですが、実は親愛度が一定の数値まで上がると、戦闘で使うキャラクターのメインカードに“サブカード”がセット可能になります。女の子の戦闘力は、メインカードの戦闘値＋サブカードの25％の戦闘値の合計となるので、つまりは親愛度を上げればキャラクターが強くなるって按配なのですね。

▲サブカードのシステムのおかげで、強いカードを入手しても、それまで育てたカードが無駄にならないのがいい感じです。

　そのほかにも親愛度が上がることによってキャラ別のエピソードが解放されるなど、無味乾燥に数値を上げるだけではなく、女の子たちに思い入れもしっかりできるような仕組みになっておりまして。親愛度を上げる方法は“特訓”のほかに、“女の子の頭をなでる”という、スマホゲームならではのステキなアクションも用意されております。

　親愛度上げ自体が楽しく、上げたあとのエピソードが楽しく、さらにはバトルでも優位に戦えるようになるという、なんだか一石二鳥どころか三鳥くらいあるんじゃないかというお得感がありますね。

▲女の子たちは個性豊かなので、個別のエピソードが解放されるとすぐに覗きにいきたくなっちゃいます！

▲スキンシップは超重要！頭をなでるとよろこんでくれるのがなんともかわいらしい。こりゃ思い入れるなってのがムリってモンです。

▲特訓は、メニューと親愛度を上げたい女の子を選ぶだけ。放置しててもOKですし、一生懸命な女の子をぼーっと眺めるのもグッドです。

◆バトルはリズムよく！コンボと必殺技を炸裂させよう！

　さて、バトルパートでは3人までの女の子にチームを組ませて出撃！出現する敵を全滅させれば、ステージクリアで、先のシナリオに進めます。

▲チーム編成は重要です。なるべく違う武器を使う女の子を組ませて、それぞれの特色を活かしたいところ。

　操作は簡単。画面をスワイプで移動、タップで攻撃、すばやくフリックで敵の攻撃回避（遠距離武器の場合はリロードも兼ねる）となっております。また、攻撃にはコンボの概念がありまして。それぞれの武器に応じたタイミングでタップしていくことで攻撃力が増し、さらには設定されたコンボ数をつなぐと必殺技が発動します。このため、ただ闇雲に攻撃のために画面を連打すればよいという感じではなく、うまく敵の攻撃をかわしながらリズムよくコンボをつないでいく必要があるのです。