ゲームサービス業のビジョンをゲーム業界全体に対して発信。ゲームメーカー各社との連携を強める。
株式会社マイネット（以下、マイネット）は、株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス元代表取締役社長の和田洋一氏が、2017 年9月25日付で、マイネットグループの戦略顧問に就任することを発表。
マイネットグループは、2014年にオンライン化への転換が急速に進むゲーム産業で、ゲームメーカーが開発したタイトルをM&Aにより仕入れ、独自のノウハウでバリューアップ。長期間にわたり運営し続ける「ゲームサービス業」という新たな業態を創造。そのリーディングカンパニーとして市場を拡張している。
マイネットグループは、ゲーム産業のより一層の発展のためには「ゲームサービス業」の定着と、メーカーとサービスの分業化が必要不可欠だと考え、これまでに蓄積してきたタイトルの仕入上の査定ロジックや、契約にまつわるノウハウを業界各社と共有。ゲームサービス事業者間の健全な付加価値競争を促すと共に、ゲームメーカー各社が適時にタイトルの売却判断が可能になるよう努めていくという。
今回、戦略顧問に就任する和田氏は、長年にわたり一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会の会長を務め、ゲーム産業の発展に多大な貢献を果たし、同時にゲーム産業におけるサービス運営の重要性を発信してきた。
その和田の考えと、ゲーム産業の健全な発展に向けたマイネットグループのビジョンが共鳴し、本就任と実現したという。今後マイネットグループは和田氏とともに、ゲーム業界全体へゲームサービス業のビジョンを発信を続け、ゲームメーカー各社との連携をより一層進めていくとしている。
マイネットグループ 戦略顧問 和田洋一氏
インターネットがゲームの基本的インフラになると、価値の源泉が、開発側からユーザーにシフトしていき、シフトの段階によって産業構造は大きく変化していきます。マイネットグループが、この流れをいちはやく捉え、サービス運営にフォーカスしたポジションをとっている事に感銘しました。