従来のエージェントモデルを一新しライセンス取引の新たなモデルを構築。
華和結ホールディングス株式会社が、企画・運営する「JCCD Studio」は2017年9月30日(土)に、中国のアリババHDが運営する「Alifish」と戦略的パートナーシップ業務提携を行うことを発表。
本業務提携により、華和結HDは日本側版権者の顧問となり、版権を利用したい海外業者の監査役を務め、海外の業者がライセンスを転売したり、不適切な場所で利用していないかなどを監視を行うとのこと。
また、華和結HDが日本のコンテンツを使用したい海外の業者の窓口となり、日本のコンテンツ会社の負担を削減。アリババHDが運営する「Alifish」というサービスを利用し、アリババエコシステムに入っている4.34億人のアクティブユーザーの利用情報といったビックデータをもとに、どのようなキャラクターやデザインを使うのが適切なのか登録社数10万社以上の各会社のユーザー属性をAI人工知能で分析することでピックアップ。ライセンスの使用による商品の売り上げ見立てをモデル化などを行なうとのこと。
今後、日本のコンテンツ産業に新たなビジネスモデルを創出、IP輸出業務の円滑化や運用の効率化・安全性の向上を期待が期待できると発表。より多くの方に日本の素晴らしいコンテンツを早く、円滑に、安全に届けられるように、ライセンス利用の許可や管理などの負担を減らすとのこと。
「JCCD Studio」と「Alifish」戦略業務提携内容概要
1.「JCCD Studio」が顧問をしている日本側の版権者のIPを「Alifish」に登録。
2.「Alifish」がアリババのエコシステムに入っている業者の中で、IPをうまく利用できそうな業者を選別。
3.「JCCD Studio」が「Alifish」から提出されたレポートを版権者と議論し、候補者を選定。
4.「Alifish」を通じて取引を達成、アリババ側がライセンスを管理し、「JCCD Studio」が日本側の顧問として定期的に適正運用の状況と案件進捗を管理し、日本側の版権者に報告。