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ティフォン、アカツキのファンドAET Fundとインキュベイトファンドから総額100万ドルを調達。

日本とアメリカに拠点を持つ企業。今後、海外進出を視野に入れつつ、MRシアターを日本の商業施設に展開する予定。

ティフォン株式会社(以下、ティフォン)は、株式会社アカツキが運用しているファンドAkatsuki Entertainment Technology Fund(以下、AET Fund)と、ベンチャー企業への投資を行なっているインキュベイトファンドから、総額100万ドルの資金調達をしたと発表。

ティフォンは、最新テクノロジーを活用し、新しい形のエンターテイメントを創出する企業。2012年には、シリーズ合計3500万ダウンロード以上を記録したスマートフォン向けセルフィーアプリ「ゾンビブース2」をリリース。その後、2014年にアメリカのウォルト・ディズニーのインキュベーションプログラム「ディズニーアクセレーター」第1回プログラムに選出され、シード投資を受けている。

本出資を受け、今後、AR技術とVR技術を融合させたMR(Mixed Reality)技術を使用し、独自の世界観を元にした次世代テーマパークとしたMRシアター「TYFFONIUM(ティフォニウム)」を、国内の商業施設などを中心に展開していく予定。また、海外展開も視野に入れ、世界中の人に記憶に残る魔法のような体験を提供していくと発表。

ティフォンは、2017年に赤坂サカスで毎年夏に開催されているTBS主催のイベント「デリシャカス」で、通常のVRを超えた今までにない”新しい感覚”と”圧倒的没入感”が特徴の複合現実お化け屋敷「Magic-Reality: Corridor(マジックリアリティ・コリドール)」をテスト展開した。

関連サイト

ティフォン株式会社公式サイト
インキュベイトファンド公式サイト

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