◆メガホンを持って指示を出すのが主人公のお仕事!
主人公は「メガホン」の力でモンスターを操る魔王の末子。ザンネンながら自身はとても弱くて敵と戦う力がないので、指揮官的な存在となってモンスターを操って戦います。
ゲームの流れは比較的シンプルなRPGスタイルで、ダンジョンをクリアしながら新しいエリアへと進んでいく形になります。その途中、倒したモンスターが仲間になるので、気に入ったモンスターを育成したり、「進化」させたりしながら強化していきましょう。強力なモンスターの入手&育成こそが、役立たずの主人公(プレイヤー)に課せられた最重要任務なのです。
▲毒舌な家来が主人公を鼓舞してくれます。主人公自身はとても弱いので、立場も扱いもかなり悪いようですが……。
▲最初にモンスターを選ぶことができますが、属性以外はほとんど同じなのでお好みでどうぞ。
◆フィールド全体を見渡して、進むべき道を決めよう!
フィールドマップは自由に見渡せて、いつでも確認することができます。先を急ぐなら行き止まりのエリアで戦闘をする必要はないのですが、行き止まりのエリアでは宝箱が手に入ることも。そのため、回り道をしてでも戦ってみるだけの価値はあります。
また、エリア内のモンスターをすべて仲間にするとコンプリートボーナスがもらえます。ガチャで利用できる「魔王石」などの貴重なアイテムが得られるので、すべてのエリアを踏破しながらフルコンプリートをめざしていくのもアリ。やりこみ要素があるのは嬉しいですね。
▲ドットで描かれた世界はなんだか懐かしい雰囲気。
▲エリアの行き止まりで戦っても先には進めないが、宝箱が手に入ることがあります。先を急ぐか、回り道をしてでもアイテム回収するかはプレイヤーの自由です。
◆どんどん配置を変更していくバトル! これぞフォーメーションRPG!!
本作のバトルは、3×3のマス目にモンスターを配置して、配置したマスに付与された恩恵を受けながら敵と戦っていきます。たとえば、1段目の最前列のマスにモンスターを配置すると攻撃力が1.5倍に上昇しますが、敵からは狙われやすくなるといったデメリットもあります。
また、魔法陣が描かれているすべてのマスにモンスターを配置すると、強力な超必殺技のゲージがたまっていきますが、自由に配置できないジレンマが……。戦況を見極めながら、ケースバイケースで陣形を操作する必要があるので、うまくいくと気持ちいいんです!
他にもバトル中にできることはたくさんあります。敵をタップすると次に攻撃をしかけてくる場所がわかるので、その位置から逃して攻撃を回避ができます。さらに属性の相性を考えて配置したり、最前列に並べて速攻を狙ったりと、さまざまな戦術を練ることが大事になりますね。慣れれば慣れるほど考えることが増えるので、どんどん奥深いゲームになっていくんです。
そして敵を倒した際に、HP回復する「ハート」や、攻撃力を一時的に高める「剣」などをドロップすることがあります。配置を変更して拾わせることになりますが、行動指示を行えるのは攻撃が開始までの短い時間なので、瞬時の判断も大事です。
▲中段に描かれている☆のようなマークが魔法陣。魔法陣マスは4つあり、すべてのマスにモンスターを配置しながら戦闘すると超必殺技ゲージがたまります。
▲マスに障害物が配置されている場合はその場所に移動できません。そういう場合はタップを連打するか「魔法のつるはし」を使えば破壊できます。動作はすばやく行わないと、障害物を破壊するだけでほかの指示が出せなくなることも……。緊張感あります!
▲ゲージがたまるとリーダーに設定しているモンスターの超必殺技が使用できます。モンスターによって効果は異なりますが、一発逆転の要素になることも。
◆見た目はライトだけど、頭を使う戦略性の高いRPG
ストーリーがかなりユニークで、ドット絵を中心にしたレトロな雰囲気のグラフィックも親しみが持てます。雰囲気としてはライトなゲームを彷彿とさせますが、戦闘にはかなり戦略性があり、頭を使ったスピーディーなプレイが要求される場面もしばしば。プレイしているうちにバトルの奥深さが実感できるのは快感ですね。育成要素が充実しているので、モンスターをコレクションに燃える人にもオススメですよ。
▲姉や父を倒して下克上を狙う主人公。真の旅の目的は意外とヘビーでした……。
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