創業104年・書店業界4位のフタバ図書がVR事業に参入。待ち時間は飲食や他のプレイヤーの様子を観戦できる大型VRゲームカフェを開店。
株式会社フタバ図書（以下、フタバ図書）は、新たにVR事業に参入することを発表し、VR・ARゲームをプレイしながら本格的な飲食が楽しめる新業態『VREX（ヴィレックス） 渋谷宮益坂店』を、2017年11月29日（水）にオープンした。
『VREX 渋谷宮益坂店』公式サイトより
『VREX 渋谷宮益坂店』は、本格的な飲食を楽しみながら、グループでVRを楽しむ事が出来る大型店舗。フード約50品とアルコールを含むドリンク約100種が取り揃えられており、ゲームの待ち時間に飲食や、プレイヤーの様子がモニターで観戦可能となっている。また、これまでのVR施設で課題であったアトラクションの待ち時間における、ユーザーストレスを緩和しているとのこと。
『VREX 渋谷宮益坂店』のオープン初日には、オープン記念イベントが行なわれ、フタバ図書代表取締役社長 世良與志雄氏をはじめ、ハシラス代表取締役 安藤晃弘氏、メリープ社長 福田浩士氏、セレブリティライフスタイルプロデューサーの叶美香さんがステージに登場。店舗で導入されたゲームの説明やVR体験、トークショウが実施された。
世良氏は、VRが今後素晴らしいエンターテインメントメディアに成長すると見込んで、新たな市場へ踏み込んだとのこと。また、『VREX 渋谷宮益坂店』のことを「大切な人たちと一緒にVRゲームで感動体験をし、待ち時間は食事やプレイ映像を見たりしながらお互いを分かりあう出会いの場にしてもらいたい」話した。
フタバ図書 代表取締役社長 世良 與志雄氏
店舗のVRゲームを手掛けたハシラス安藤氏は、VREXをカラオケやボーリングに代わるコミュニケーション体験の場と位置づけ、「これからもVRならではのゲームをアップデートしていく」、ARテクノスポーツ『HADO』を手掛けるメリープ福田氏は「2020年に向けてこのゲームを盛り上げるために、店舗大会を実施したり、コアプレイヤーを育てたり、VREXを『HADO』の拠点にしていきたい」と意気込みを語った。
ハシラス 代表取締役 安藤 晃弘氏
メリープ 社長 福田 浩士氏
また、叶美香さんは、土管から頭を出したもぐらを引っこ抜いて出荷する「Mogura in VR」をプレイ。「これまでのVRゲームは1人で世界観を味わうものだったので、誰かと一緒に遊べるのが楽しい。今後は姉と姉のグッドルッキング・ガイたちと皆で遊びに来たい。」とコメント。
店舗概要
施設名：VREX 渋谷宮益坂店
業態：VR Game＆Café Bar
場所：東京都渋谷区渋谷1-12-1 カレイド渋谷宮益坂3F
営業時間
月～木・日曜：16:30～23:30
金土・祝前日：16:30～28:00
床面積：151.43坪（500.59m2 ）
席数：約90席（VRブース3／ARブース1）
公式サイト： http://www.vrex.jp