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コーエーテクモゲームス、カプコンとの特許侵害訴訟に一部勝訴で決着。

コーエーテクモ

「真・三国無双」などに関する特許侵害で9億円超の損害賠償を求められていた訴訟。コーエーテクモゲームスには517万円の支払い命令。

株式会社コーエーテクモゲームス(以下、コーエーテクモゲームス)は、平成26年7月4日に株式会社カプコン(以下、カプコン)から提訴されていた特許侵害訴訟について、一部勝訴したと公式サイトのニュースにて発表した。

本訴訟は、コーエーテクモゲームスの製品である「真・三國無双」、「戦国無双」、「零」といった各シリーズで使われている、ゲームシステムがカプコンの特許を侵害しているとして、10億円近い損害賠償等を求めて大阪地方裁判所に提訴していたもの。

12月14日(木)に判決が発表され、大阪地方裁判所は「真・三國無双」と「戦国無双」の両シリーズに関する請求を棄却。「零」シリーズに関しては特許侵害を認め、損害賠償請求額の一部である517万円の支払いをコーエーテクモゲームスに命じる判決を下したとのこと。

今回の判決において、コーエーテクモゲームスは「賠償請求額の大半を占めている「真・三國無双」と「戦国無双」に関する判断は、特許法の主旨に沿った良識ある判断であり、かつ自社の主張が正当なものであったことが裁判所によって認められたと考えている」とコメントを出した。

敗訴となった「零」シリーズに関しては「主張が認められず甚だ遺憾であるとし、判決内容を十分に精査し今後の対応を検討する」とのこと。

今回の判決が、平成30年3月期の業績に与える影響はないとのこと。また、今回争った特許に関しては既に存続期間の満了により権利が消滅しているため、今後の製品の開発及び販売に影響を及ぼすことはないとのこと。

関連サイト

株式会社コーエーテクモゲームス公式サイト
特許侵害訴訟の一部勝訴判決に関するお知らせ

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