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【グラブルフェス2017】『グラブル』初の大型イベントが開幕。各ブースに長蛇の列。

グラブルフェス

セールスランキング上位の常連タイトルの集客力を再確認。イベント運営には今後の課題も。

株式会社Cygamesは、ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー(以下、グラブル)』の大型イベント「グラブルフェス2017」を、12月22日、23日に幕張メッセで開催する。『グラブル』は、スマートフォンやPCのブラウザなどでプレイできるRPGで、登録者数が1900万人を突破した人気ゲームで、最近はテレビのCMでみられることも多い。

今回の『グラブルフェス2017』は当日券なしの前売り券制だったが、多数の豪華ゲーム内アイテムが入場特典や景品にあるということもあって前売り券はすべて売り切れ。当日も早朝から待ちきれないユーザーたちが入場待機列を作り、現地の様子をSNSで実況するなどの盛り上がりがみられた。

会場ではスタンプカードを受け取り、「縁日ゾーン」「GAMEプレイエリア」「カジノゾーン」など、各ブースでスタンプを集めると、その数に応じてゲーム内アイテムが当たるガチャに挑戦できるが、各ブースには長蛇の列ができ、ピーク時には420分待ちという記録的な待ち時間となり、思うようにスタンプを集められないユーザーが目立っていたように思われる。

列でびっしりと埋まった縁日ゾーン。待機列がきれいに並んでいるので、通行などに影響は少なかった。

「VR四騎士」に関しては、初日の午前中に整理券を配布していたが、午後の整理券配布で想定以上のユーザーが殺到したため、安全を優先して中止となっている。

VR四騎士。整理券も開場からわずかな時間で配布終了となった人気コンテンツ。

ステージイベントでは、大きなトラブルもなく、小野友樹さんや加藤英美里さんといった声優陣が登壇し、『グラブル』のこれまでの振り返りやトークイベントなど、和気藹々としたステージが楽しめた。

平日金曜日からのイベントにもかかわらず、これだけのユーザーが集まったのを目の当たりにして『グラブル』人気の高さを改めて確認できたが、『グラブル』初のリアル大型イベントでユーザーの動きの予測ができず、後に多くの課題を残すイベントとにもなったようだ。

もし、次回が開催されるのならば、またまったく違った『グラブルフェス』がみられるのは間違いない。多くのユーザーが楽しんでいるタイトルなだけに、その成長に期待したい。

関連リンク

『グラブルフェス2017』特設サイト
『グランブルーファンタジー』公式サイト

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