海外子会社の解散やスポーツ事業の好調による予想修正。営業利益に107億円、四半期利益に106億円を計上。
株式会社ディー・エヌ・エー（以下、DeNA）は、2018年3月期第3四半期連結累計期間の業績予想について上方修正を12月27日（水）に発表した。要因は、主に欧米のゲーム事業に関わる海外子会社の解散・清算によるもので、これにより売上収益、営業利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益が予想を上回る見通しとなった。
DeNAは、12月27日（水）にDeNA Global, Inc.及びngmoco, LLC の清算手続きの完に伴って、国際会計基準に従い累積されてきた海外子会社に係る為替差額の累計額を資本から純損益に振り替えた。これにより2018年3月期第3四半期連結累計期間のその他の収益として約104億円を計上した。
また、スポーツ事業の好調などといった、直近の業績動向を勘案し、売上収益から基本的1株当たり四半期利益の各段階を最新の見込みに更新した。
修正された2018年3月期第3四半期連結累計期間の連結業績予想値は以下の通り。
