両社のノウハウを集約し運用力と新規開発力の向上を目指す。
株式会社ネクソン(以下、ネクソン)は、連結子会社である韓国の開発会社NEXON RED Corp.(以下、ネクソン RED)とエヌドアーズ・コーポレーション(エヌドアーズ)の事業統合を発表した。
エヌドアーズは『君主オンライン』や『アトランティカ』など、PCオンラインゲームの開発をはじめ、2014年に配信を開始した3DMMORPG『クロスレギオン(英語名:Legion of Heroes)』でモバイルゲームも開発。ネクソンREDは、韓国で人気のモバイルMMORPG『AxE』をはじめ、モバイルFPSゲーム『Special Soldier』や『Point Blank: Strike』、モバイルSRPG『ファンタジーウォータクティクス R』などの開発を手掛け、ネクソングループ内のモバイルゲーム開発をけん引してきた。ネクソンは両社の事業統合を通じて、運用・新規開発ノウハウを集約し、モバイルゲーム開発力の強化と経営効率の向上を目指す。
今回の事業統合に際し、ネクソンREDの代表取締役社長キム・デフォンは、以下のコメントを発表した。
「エヌドアーズはこれまで10年以上にわたり多数のPCオンライン及びモバイルゲームを世に送り出してきたノウハウと開発力を持った会社です。ネクソンREDとエヌドアーズが多方面で力を合わせることで、ゲームのライブ運用及び新規タイトルの開発において多くのシナジーを発揮することができると確信しています」。
なお、キム・デフォンは今年4月からエヌドアーズの開発総括責任者を兼任している。