業界の競争激化による業績悪化から3月下旬に破産手続きを依頼。関連会社のクリエイティブネットワークスも破産。
株式会社ディンゴ(以下、ディンゴ)は、2018年4月22日に東京地裁より破産開始決定を受けたことが、株式会社東京商工リサーチのサイトのTSR速報で明らかになった。負債総額は約3億4000万円とのこと。
ディンゴは、PlayStation Portable用ソフト『初音ミク -Project DIVA-』や、スマートフォン向けゲーム『オカルトメイデン』など、コンシューマーやアーケード、スマートフォン向けなど、多様なプラットフォームでゲーム開発を行なっていた企業。
同業との競争が激化したことから受注不振に陥り、資金繰りが悪化。資金調達も限界に達したことから、3月21日に破産手続きを弁護士に一任していた。
このディンゴの破産により、関連会社の株式会社クリエイティブネットワークスも同じく、東京地裁より4月22日に破産開始決定を受けた。