2013年2月に設立、人気アニメの制作を行なった企業。売り上げ不振による資金繰りが悪化。
株式会社プロダクションアイムズ（以下、プロダクションアイムズ）が、6月7日付で債務経理を弁護士に一任したことが、株式会社東京商工リサーチのサイトのTSR速報で明らかになった。関係筋は、「破産手続きを念頭に置いた法的整理を視野に入れて対応する」とコメント。負債総額は現在調査中とのこと。
プロダクションアイムズは、大手アニメーション制作会社に勤めていた松嵜義之氏が、2013年に設立した企業。2014年に放映したテレビアニメ「いなり、こんこん、恋いろは。」や「ハイスクール・フリート」「デート・ア・ライブ」シリーズなど、人気アニメを制作。2018年1月～3月に放映されたテレビアニメ「たくのみ。」の制作も行なった。
制作費用や下請業者への支払いなど資金需要が増加する中で売上が伸び悩み、資金繰りが悪化。2017年12月には、光が丘スタジオを引き払い中村橋スタジオに集約するなど、リストラ取り組んだが経営も限界に達し、今回の措置になったとのこと。
