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任天堂が海賊版ゲーム配布サイトを著作権侵害でアメリカの裁判所に提訴。対象サイトは即日削除などの対応。

対象の海賊版ゲームの配信による被害額は1億ドル以上になる可能性も。今回の提訴で、対象サイトは閉鎖などの対応済み。

任天堂が、有名な海賊版ゲームのオンラインハブサイト「LoveROMS.com」と「LoveRETRO.co」が、自社の著作権と商標権を侵害したと、アメリカ・アリゾナ州の連保裁判所に提訴したと、海外サイトTorrentFreakなどが報じた。(参考URL:TorrentFreak記事※英語)

今回、海賊版ゲームのオンラインハブサイト「LoveROMS.com」と「LoveRETRO.co」が、任天堂の許可なく、同社のゲームの不正コピーを複製・配布を行なったことにより、任天堂は数百万ドルの損害を受けた可能性があるという。

任天堂は、両サイトの封鎖を望んでおり、同社のゲームを侵害するごとに15万ドルの法的損害賠償、各商標侵害につき最高200万ドルの法的損害賠償を請求しており、両サイトあわせて、140以上の著作権表示タイトルと40件の商標の記録が残っていることから、損害賠償額は1億ドルに上る可能性があるようだ。

今回の提訴を受けて、「LoveROMS.com」は任天堂の全タイトルをサイトから削除したことを発表し、「LoveRETRO.co」がサイトを閉鎖している。

関連サイト

TorrentFreak(海外サイト:英語)

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