日本人アーティストが描いた新次元ハイ・ファンタジーコミック。「最優秀継続シリーズ賞」「最優秀10代向けコミックス賞」など5部門で受賞。
株式会社誠文堂新光社は、自社で刊行中のコミック「モンストレス」が、アメリカで開催したコミコン・インターナショナル（サンディエゴ・コミコン）で、 “コミック界のアカデミー賞”と呼ばれる「アイズナー賞（The Will Eisner Comic Industry Award）」で5部門を受賞したことを発表した。
「モンストレス」は、アール・デコ調の美とスチームパンク・ホラーの融合した異世界を舞台に展開される、戦争を生き残った10代の少女マイカ・ハーフウルフの物語。
ストーリーは、「ニューヨーク・タイムス」のベストセラーリストに17超の作品が入り、「X-23」「ブラック・ウィドウ」などのコミックを手掛けた人気小説家作家のマージョリー・リュウ氏。作画は、株式会社セガのキャラクターデザイナーを経て、フリーランスのイラストレーターとして活躍し、「モンストレス」の作品を持ちながら、さまざまなプロジェクトを進めているサナ・タケダ氏が担当した。
アイズナー賞では「最優秀継続シリーズ賞（Best Continuing Series）」「最優秀10代向けコミックス賞（Best Publication for Teens (ages 13-17)）」「最優秀ライター賞（Best Writer）」「最優秀アーティスト賞（Best Painter/Multimedia Artist）」「最優秀カバー・アーティスト賞（Best Cover Artist）」を受賞。
「モンストレス」は、2017年に「英国幻想文学大賞（British Fantasy Award）」の「コミック／グラフィックノベル部門（comic / graphic novel）」と、「ヒューゴー賞（The Hugo Awards）」の「ベスト・グラフィック・ストーリー部門（Best Graphic Story）」を受賞。それに続く快挙となった。
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