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【レビュー】『Candy Crush Jelly saga』あの中毒性ふたたび。『キャンクラ』第3弾はまた我々の睡眠時間を奪うのか

 同じ色形のコマを3つ揃えて消す「3マッチパズル」の代表格といえば、『キャンディクラッシュ』シリーズである。その第3弾となる『Candy Crush Jelly saga』(以下『キャンディゼリー』)は、これまでの『キャンディクラッシュ』要素を踏襲しつつ、まったく新しい遊びかたが取り入れられたゲームに仕上がっている。

メルヘンチックな世界観
▲メルヘンチックな世界観。お菓子の世界を旅しているような感覚は、遊んでいるだけで単純に癒される。BGMはブダペスト交響楽団が担当しており、ゲームをしながら本格的なクラシック音楽が味わえるのは面白い体験だ。

◆なんとも言えないもどかしさすらここちよい

 基本的なルールはこれまでと同じだ。同じ色形のキャンディを3つ以上揃えて消し、ステージごとに設けられたミッションをクリアしていく。4つ以上のキャンディをまとめて消すと発生する「スペシャルキャンディ」も健在。1列のキャンディを消す「ストライプキャンディ」や、同色のキャンディをすべて消す「カラーボム」などをうまく作りだすことが攻略のカギだ。


▲もちろん「キャンディフィッシュ」もいる。過去作をプレイしたかたなら、「あのキャンディを消してくれればクリアなのになんでそこにいくんだ……」という、もどかしい経験をしたことは確実にあるだろう。今作でも大活躍(?)してくれる。

 前作までと異なるのは、「ゼリーを広げる」がメインテーマになっていること。ゼリーのあるマスを含んだ部分でキャンディをマッチさせることでゼリーが広がっていく。前作の「ジャムを広げる」と同じルールだ。ジャムにあと1マス届かないもどかしさと攻略のしがいがあったミッションであっがフィーチャーされているのはうれしい。


▲スペシャルキャンディを揃えて消すことで効果は倍増。たとえば、ストライプキャンディを揃えて入れ替えると、縦横1列のキャンディをまとめて消すことができる。これでゼリーを一気に広げよう。


▲今作の目玉となっているのが「対戦モード」。相手よりゼリーを広げるのが目的となる。スペシャルキャンディーによる一発逆転もあり、陣取り合戦さながらの楽しみかたが可能だ。


▲「パッフィーをさがせ」はキャンディをマッチさせ氷を割り、パッフィーを外に出すミッションだ。前作までのベアと違いパッフィーは移動する。実に厄介だ!

◆高い中毒性はそのままに、進化し続ける『キャンディクラッシュ』の世界

『キャンディクラッシュ』は、一見よくある3マッチパズルのようでありながら、なぜか時間を忘れて没頭してしまう魅力がある。キャンディを消す爽快感と、美しいBGMがきっとそうさせているのだろう。

 前作、前々作とも睡眠時間を削って遊んでしまった筆者だが、『キャンディゼリー』もそうなること間違いなし。これから追加されるであろう新たなミッションもすでに待ち遠しい。

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