新規リリースタイトルが想定していた売上高を下回ったことで、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を下方修正。
株式会社カヤックは、2月14日に公表した平成30年12月期の通期連結業績予想を修正したことを公式サイトで発表した。
業績予想の修正に関しては、当期にリリースした新規タイトルが、当初想定していた売上高を下回って推移し、現状のユーザー利用実績と今後の方針を検討した結果、当該新規タイトルの通期での売上高が想定を大きく下回る見通しとなった。
新規タイトル以外のソーシャルゲーム、クライアントワーク、Lobi、その他のサービスについては、順調に推移。しかし、新規タイトルの売上高低調の影響が大きく、売上高が期初計画を下回ることになった。
上記により、新規タイトルにかかる広告宣伝費の減少などのコスト管理も行なったが、ソーシャルゲームの限界利益率の高いビジネス構造ということもあり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が、前回の予想を下回る見通しになった。
今後については、クリエイターの会社として人材やブランドといった組織戦略を重視し、事業ポートフォリオを勘案しながら適切な投資配分を行ない、持続的な成長を目指す。
また、経営責任を明確にするため役員報酬の減額を決定したとのこと。
修正後の業績予想については、以下の通り。