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写真シール機を手掛けてきた株式会社メイクソフトウェアが破産開始決定

写真シール機「スゥーニィービィー」などのヒット商品を手掛けた企業。同業他社との競合や開発費用の負担により、事業継続を断念。

株式会社メイクソフトウェア(以下、メイクソフトウェア)が、10月24日に大阪地裁に破産を申請し、破産開始決定を受けたことが、東京商工リサーチのサイトのTSR速報で明らかになった。負債総額は18億559万円。

メイクソフトウェアは1988年11月に創業し、家庭用ゲームソフトの受託開発を主な事業であった企業。その後、写真シール機市場に参入し、「スゥーニィービィー」などのヒット商品を打ち出し、携帯用コンテンツサイト「CAN・Pらくがき@写真メール」も手掛けてきた。

2012年7月期にはピークを迎え売上高71億円超を計上したが、同業他社との競合によりその後減収し、2017年の売上高は約32億円だった。

写真シール機ブームの低迷などにより、シール機に変わる事業として、新しくファミリー向けのオンラインショップ「mamanon(ママノン)」やカラーコンタクトのECサイト「カラコンジョリー」を開設したが、過去の開発費用が重く圧し掛かり、事業継続の目途が立たなくなったことで、破産を申請し今回の措置になった。

メイクソフトウェアの公式サイトにも「破産手続開始の決定のお知らせ」が掲載されている。

関連サイト

株式会社東京商工リサーチ公式サイト
株式会社メイクソフトウェア公式サイト

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