コミュニケーションの表現技術に重点を置いた仮想空間プラットフォーム。2018年度末には大型イベントを開催予定。
株式会社カヤック(以下、カヤック)は、全てのエンターテインメントを拡張する仮想空間プラットフォーム「VR SPARC」を発表した。
「VR SPARC」は、急増するVTuberや音声通話に対応し、多人数がリアルタイムに参加できるコミュニケーションを実現する「現実を超えた3Dの仮想空間プラットフォーム」。
カヤックが培ってきたVR(仮想現実)やAR(拡張現実)の表現技術を活かすことで、現実世界では難しい演出を可能にし、これまでにない体験をユーザーに提供する。
また、配信者と視聴者間のインタラクション(双方向対話)だけではなく、コミュニケーションの表現技術に重点をおくことで、参加する視聴者同士がストレスを感じることなく「VR SPARC」で展開されるコミュニティを形成できるようにする。
将来的には、従来のライブイベントや展示会などのエンターテインメントに「VR SPARC」を用いることで、地理的制約を超えて世界中の人々にコンテンツをとどける事業にチャレンジする予定とのこと。
2018年度末には、「VR SPARC」を活用した大型イベントを開催予定。イベントは、VRやAR技術を活かしたコンテンツの企画、制作で実績をもつ、クリエイティブ・ディレクター天野清之氏をプロデューサーに迎え、最先端の映像体験の提供を目指す。ユーザーは、ヘッドマウントディスプレイを用いた完全没入型のVR体験や、パブリックビューイングなどによる2D映像で参加可能だ。
「VR SPARC」公式サイト: https://sparc.tokyo