月刊誌「おおきなポケット」で連載された作品が一般書籍化。『かっぱのねね子』のほか、描き下ろしスケッチコラムなども収録。
株式会社朝日新聞出版は、『この世界の片隅に』『ギガタウン 漫符図譜』などで知られるマンガ家こうの史代氏の、オールカラーマンガ『かっぱのねね子 こうの史代小品集』を、12月7日に発売することを発表した。
『かっぱのねね子』は、2001年4月から2002年3月まで子供向け月刊誌「おおきなポケット」で連載された作品。連載終了後はこうの氏自らが、同人誌として限定発売。ファンの間で人気の”幻の名作”といわれ、今回が初の一般書籍化だ。
物語は、人間界に迷い込んでしまったかっぱの少女 ねね子が、水の世界に戻るために善行を積まなければならなくなり、友達のいずみちゃんと遠足や夏祭りで奮闘する様子を描いたもの。彩色は温かで美しく、ほのぼのとした中に切れ味良いギャグも含まれた、楽しさあふれる世界が描かれた。
また、他にも描き下ろしスケッチコラム「かっぱ紀行」や、単行本未収録のマンガ「ストポ」「みなみさんの夏休み」「考えるアシ」「ぷらづま記」などの4コマ作品と大判イラストが収録される。
書籍概要
タイトル:かっぱのねね子 こうの史代小品集
ISBN:978-4-02-214262-7
定価:972円(税込)
B5変形判104ページ(うち28ページカラー予定)
発売:2018年12月7日
Amazon内書籍ページ: https://www.amazon.co.jp/dp/4022142626/