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トイザらス・アジア、親会社Toys“R”Us, Incからの分離を目指し、事業主体会社の株式約85%を譲渡

トイザらス

トイザらス・インクからアジア事業の分離を促進し、企業の成長を促す。

Toys”R”Us Asia Limited(以下、トイザらス・アジア)は、同事業の事業主体であるToys(Labuan)Holding Limited(以下、トイズ(ラブアン)HD)の約85%の株式を、Toys”R”Us, Inc.(以下、トイザらス・インク)の子会社ティーアールユー・タージ・エルエルシー(TRU Taj LLC)の担保付き上位債権を保有するグループTaj Noteholders(以下、タージ・ノートホルダーズ)に譲渡することを発表した。

さらに、タージ・ノートホルダーズとトイズ(ラブアン)HDの約15%を保有するFung Retailing Limited(以下、ファン・リテーリング)は、トイズ(ラブアン)HDの株式価値を約9億米ドルとする取引において、新たな提携条件に合意をした。

本取引の一環として、ファン・リテーリングは、タージ・ノートホルダーズからトイズ(ラブアン)HDの株式取引額の6%相当の株式を取得。これにより、ファン・リテーリングの持株比率が約21%強となり、トイズ(ラブアン)HDの最大株主となる。

本取引は、トイザらス・インクからアジア事業の分離を促進するとともに、トイズ(ラブアン)HDをさらなる成長へ導くために行なわれるとのこと。

本発表に伴い、タージ・ノートホルダーズの広報をはじめ、各社がコメントを発表した。

タージ・ノートホルダーズ 広報
「この取引は、成長を続ける、価値あるトイザらス・アジアを他の部分から切り離すための大きな一歩です。大中華圏、日本、および東南アジアでの対象会社の成長の見通しは明るく、ファン・リテーリングと共に対象会社への投資、所有ができることを嬉しく思います。」

ファン・リテーリング エグゼクティブ ディレクター ピーター・シャッツ(Pieter Schats)氏
「1986年に香港にトイザらスを出店して以来、ファン・リテーリングは、この地域でのトイザらスの成長と発展に取り組んで来ました。私達はトイザらス・アジアのマネジメントチームを信頼し、この地域での成長と発展を確信しており、トイザらス・アジアをさらなら高みへと導くためのコミットメントとして、今回対象会社における弊社の持分比率を高めることを喜ばしく思っています。」

トイザらス・アジア 社長兼CEO アンドレ・ジェイブス(Andre Javes)氏
「私たちは、製品とサービスを通じてイノベーションと品質を高め、アジア地域をリードする玩具とベビー用品の専門小売企業であり続けます。このたびの株式譲渡契約締結により対象会社の株主構成が明確になりました。今後お取引先様やその他の関係先様とのパートナーシップを強化し、活性化していくことを楽しみにしています。株主の皆様からの投資は、弊社のビジョン、そのチーム、および成功している事業モデルへの極めて大きな信頼の表れです。」

関連サイト

Fung Retailing Limited公式サイト

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