SHIFT、インターネット広告事業の株式会社アドウェイズと業務提携

オタク産業通信編集部

6年前

SHIFTの品質保証などの知見とアドウェイズのマーケティングノウハウを連携することで、日本のエンターテインメント業界全体に貢献。

株式会社SHIFT（以下、SHIFT）は、真に“売れる”ゲーム開発に貢献するために、インターネット広告事業を展開する株式会社アドウェイズ（以下、アドウェイズ）と業務提携をはじめたことを発表した。

昨今の国内ソーシャルゲーム市場は「ブラックオーシャン」と表現されるほどの停滞市場になっていて、新作ゲームがヒットしにくく、開発や運営にかかるコストは右肩上がりで上昇。それにより、国内ゲーム企業においては、赤字転落の企業が多発し、危機的状況に面しているという。

日本のゲームアプリ消費額推移

その上、中国や韓国をはじめとする海外企業のゲームが、日本国内でもセールスランキング上位に複数タイトルがはいるなど、競争はさらに激化している。

国内企業がこうした現状を打破するには、海外産のゲームに負けない、よりユーザーにとって「魅力的品質」の高いゲームの提供が必要不可欠なのが現状だ。

今回発表した業務提携では、SHIFTが持つ品質保証やテストの知見と、アドウェイズが持つマーケティングノウハウを連携することで、ゲーム開発からリリース、その後の運用フェーズまで、“売れる”ゲーム開発に寄与する網羅的なワンストップサービスを提供することを目指している。

具体的には、アドウェイズのサービスである「予約トップ10」のデータベース活用や、SHIFTの品質保証サービスといった、開発工程全般を支援することだけでなく、マーケティングノウハウなど異なる強みにより、日本のエンターテインメント業界全体の底上げに貢献する。