日本が世界に誇るプロサッカーリーグ・Jリーグ。毎週、最高の週末を提供してくれるこの至高のエンターテイメントをモチーフとしたゲームが『激突!! Jリーグ プニコンサッカー』(以下『プニサカ』)だ。
このゲームを提供するのは、Jリーグのオフィシャルパートナーであるコロプラ。Jリーグファンは、日ごろの感謝も込めてプレイするしかない!!
▲Jリーグ好きなら、このタイトル画面だけでアレコレ喋りたくなるよね!?
※筆者がベガルタ仙台贔屓のため、本記事ではベガルタ関係の写真が多くなっています。ご了承ください。
◆Jリーグを好きでよかった! 『プニサカ』の基本は全国行脚だ!
『プニサカ』の基本は、自クラブを作り、成長させながら全国を転戦するというもの。山形から始まり、松本、湘南……など、各地方でさまざまな相手と試合をしていく。
▲最初にクラブタイプや獲得選手などを選べる。筆者はもちろんベガルタ仙台!
▲プレイヤーはクラブの総監督的立場であるGM(ゼネラル・マネージャー)。試合間には彼女達3人を中心にした会話があり、Jリーグ好きならニヤリとする話題も多い。
試合をする選手は、ゲームを進めたり、ガチャをしたりして獲得していく。登場する選手は2015年11月20日時点のJ1リーグ所属選手のみ(2016年4月末時点)。それでも、普段から応援してる選手や、何度も苦渋を舐めさせられているライバルを集めるのは、それだけで楽しい!
▲最初のガチャでレオ・シルバをGET!! 実際のプレイどおり、とにかくボールを狩りまくってくれる超優良選手!
▲現Jリーグマネージャーの“サトミキ”こと佐藤美希さんも出演!……あだっちーの追加は?
◆“自分達”ならぬ“自分のサッカー”を実現できるプニコン操作
試合は30分ハーフの練習試合と、45分ハーフの正式な試合の2種類。プレイ時間は前者の場合は5分、後者の場合も10分はかからない手軽さだ。
試合中は、同社の『白猫プロジェクト』や『バトルガールハイスクール』と同じく「プニコン」で操作をする。画面のどこでもいいので指を置き、スライドすれば選手がその方向に移動/ドリブル、フリックでその方向にパス/シュートといった具合に、基本的には片手だけでプレイできる。
▲パスも、相手やスペースをタップすることで狙ったり、勢いよくフリックすることでロングパスを出したりと、色々と組み合わせられる。
▲シュートの場面、操作を焦ってゴールを僅かに逸れる! もう、シュートを外した選手に「何やってんだよ!」とは叫べない。
▲さらに指示を出したり、選手交代(ベンチは4人+他プレイヤーからの助っ人ひとり)したり……Jリーグではまだ存在しない、選手兼任監督の忙しさを味わえる。
ヒールリフトやラボーナのようなトリッキーな技はできず、思いきりパスばかりつなぐ“自分達のサッカー”的なプレイはやや難しい。それでもフォーメーションやスタメン選び、そしてプレイングスキルによって、「自分がやりたいサッカー」を実現することは十分に可能だ。
▲各選手はそれぞれスキルを持っており、自動的に発動する。写真は、さすがのシュートレンジを誇る大久保嘉人の「得点王ミドルシュート」。
▲時おりプレイすることになるミニゲーム形式のパスやシュートなどの練習。理想のサッカーのためには、ここでプレイングスキルを磨くしかない!
と、ここまで紹介してきた要素はあくまで基本で、選手の成長やホームタウンの開発など、まだまだするべきことはたくさんある。クラブGMの仕事は多岐にわたるのだ(GM兼監督なんて、尋常じゃない忙しさなのだろう)。
▲選手の育成にはアイテムなどを消費。ベガルタの希望・奥埜君をどれだけ育てても、なかなかレオ・シルバに敵わないのが悔しい!
▲ホームタウンの発展により選手の能力などがアップ! 作れるスタジアムとして、サッカー専用以外に野球用や陸上競技用があるのが気になるけど……。
「スマートフォン用のサッカーゲームはとにかく海外サッカーばかり!」という不満は、Jリーグファンの多くが思っていたはず。もちろん海外サッカーもいいが、やはり日本のサッカーを支えているのはJリーグ。慣れ親しんだ選手が多数登場し、充実の経営シミュレーションと堅実な試合パートを楽しめる『プニサカ』はJサポなら触っておく価値あり。「え、この選手がこの能力?」、「今のプレイ、リアルでもやってくれ!」など色々とツッコミながら、週末だけではなく毎日サッカーを楽しもう!
▲こんな、死んだ子の歳を数えるようなプレイも可能……ベガルタサポーターだけ共感して!