メットライフ生命の保険商品の開発力とDeNAのヘルスケアサービスなどを活用し、健康維持をサポートする保険商品などを開発。
メットライフ生命保険株式会社(以下、メットライフ生命)は、株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)と、「健康増進型保険」の企画や開発、提供、および健康維持・増進などに関連するサービスの提供などに関する業務提携に合意したことを発表した。
日本の平均寿命の長寿化や健康寿命の伸長、企業においても従業員などの健康増進などの社会的背景を受け、メットライフ生命とDeNAは、ヘルスケアサービスと生命保険の融合とさらなる発展を目指し、利用者が長い人生を健康で前向きに生きていくための商品やサービスの提供を目指すことで合意した。
今後、メットライフ生命の強みである保険商品の開発力と、DeNAの強みであるヘルスケアサービスや健康・医療データを活用することで、利用者やその家族の健康維持・増進をサポートする保険商品、サービスを開発する。
両社は今回の業務提携に関する具体的に取り組みとして以下の3点を発表した。
1. 従業員の健康増進に資する法人向け健康増進型保険の開発
監督官庁からの認可取得を前提に、企業における従業員等の健康増進活動の取り組みを包括的にサポートする商品・サービスの発売を目指します。
2. お客さまが楽しみながら健康増進を行うためのデジタルサービスの提供
ゲーミフィケーション(※4)やピアプレッシャーに着目し、DeNAがこれまで培ったエンゲージメントサイエンスやヘルスケアサービスのノウハウを活用することで、お客さまが楽しみながら健康意識を高めることをサポートするサービスの提供を目指します。
3. 相互の顧客基盤や販売チャネル等を活用した生命保険販売における協業
メットライフ生命の多様な生命保険販売におけるチャネル展開や販売経験の強みと、インターネットサービスで培ったDeNAの知見と幅広い顧客基盤を生かし、新たな生命保険の提案手法を検討していきます。