国内企業の海外向け広告の需要の高まりを受けて、国や地域にあわせた、より質の高い広告制作を目指す。
株式会社CyberZ（以下、CyberZ）は、海外プロモーションに特化したクリエイティブ組織「グローバルクリエイティブ本部」と、台湾の世新大学が、台湾におけるスマートフォン広告クリエイティブのトレンド分析や研究に関する産学連携を開始したことを発表した。
台北市に本部を構える世新大学は、1997年にジャーナリストの専門学校として設立された私立総合大学だ。現在は4学部、19学科、23大学院に、約12000人の学生が在籍している。ジャーナリストの専門学校として設立されたこともあり、台湾の「メディア」分野で知名度が高く、メディアにおける産業合作や産業発展に注力しているほか、「メディア産業」の競争力向上のため、台湾大企業や政府部門と協働し、データ分析も行なっている。
近年、海外インターネット広告市場の成長に伴い、企業における海外広告の活用が広がっており、国ごとにあわせたクリエイティブと高品質な海外広告制作の需要が高まっている。
この背景を受けて、CyberZの「グローバルクリエイティブ本部」は、世新大学の大学院生とともに、台湾の文化研究や台湾向けスマートフォン広告におけるトレンドの分析などの共同研究をスタート。台湾および中華圏におけるプロモーション提案の幅を拡大し、より質の高い広告クリエイティブの制作と地域に特化したプロダクト開発の変革を目指していく。
左：CyberZ グローバルクリエイティブ本部・管轄担当役員：市川陽氏
右：世新大学産学協同局・教授（ディレクター）：許碧芳先生
関連サイト
株式会社CyberZ公式サイト
世新大学公式サイト（海外サイト：中国語）