商品を売りたいメーカーと販売代行を行なえるお店をつなぐサービス。ブックファーストは画一化した商品構成の脱却と売上増を目指す。
株式会社スペースエンジン(以下、スペースエンジン)は、株式会社ブックファースト(以下、ブックファースト)が運営するブックファースト新宿店、中野店、阪急西宮ガーデンズ店の3店舗に、店舗と売場のシェアリングサービス「SpaceEngine」を導入し、商品の委託販売の募集を開始したことを発表した。
「SpaceEngine」とは、2018年12月にスタートした「実店舗で商品を売りたいメーカー」と「販売代行のできるお店」をつなぐシェアリングサービス。卸市場に出ていないユニークな商品を扱うメーカーと店舗が、委託販売形式で取引できるのが特徴で、メーカー自らお店を構えることなく、「SpaceEngine」を使うことで、商業施設内のお店や映画館、カフェ、美容院などで商品販売が行えるというもの。
ブックファーストでは、リアル店舗での雑誌や書籍の販売だけでなく、雑貨などの販売にも力を入れており、今回、「SpaceEngine」を導入することで、画一化した商品構成からの脱却と商品MDの代謝を高め、売上の増加を目指している。
また、 スペースエンジンとしても、書店初の委託販売先として大阪と東京に多数店舗を展開しているブックファーストへの導入により、出品希望メーカーに対して多くの委託販売店舗を提供することができるようになった。
対象のブックファースト3店舗では、3月11日(月)から「SpaceEngine」を導入しており、高級チョコレートやユニーク雑貨など10件以上の商品販売の申し込みが入っている。