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gumi、海外子会社gumi Europe SASの事業撤退を発表 事業撤退に伴う特別損失約2億5000万円を計上

『BRAVE FRONTIER』の海外配信を行なってきたが、KPIが想定より低調に推移。コスト見通しや経営資源の最適化を目的に事業撤退を決定。

株式会社gumi(以下、gumi)は、5月28日に実施した取締役会において、連結子会社の株式会社gumi Europe SASを事業撤退することと、事業撤退に伴う特別損失約2億5000万円を計上することを決議し、これを発表した。

gumiグループは、2012年からモバイルオンラインゲームのグローバルなコンテンツ配信網の構築をはかるため、積極的な海外展開を行なってきた。

国内有力タイトルの海外配信については、各地域に根ざしたローカライズやマーケティングの徹底により、グローバルなコンテンツ配信網を構築し、『ブレイブ フロンティア』『誰ガ為のアルケミスト』など、複数のヒットタイトル創出に成功した。

一方、海外における地産地消タイトルの創出を目的に、海外子会社のgumi Europe SASを通じて『BRAVE FRONTIER : THE LAST SUMMONER』のグローバル配信を行なってきたが、配信後のKPIが当初の想定より低調に推移している状況であると発表。

モバイルオンラインゲーム市場が成熟期をむかえている状況において、収益力を拡大させるためには、不採算タイトルの早期撤退などのコスト構造の見直しを行なうとともに、今後収益性の見込めるタイトルにリソースを集中させる必要があると判断し、gumi Europe SASの事業撤退を決定した。

これにより、事業撤退に係る損失として、2020年4月期第1四半期連結決算において、子会社整理損として約2億5000万円を特別損失として計上する見通しであると発表した。

関連サイト

株式会社gumi公式サイト

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