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リサイクルショップ「エンターキング」を運営していたサンセットコーポレイションが民事再生法申請

「エンターキング」や「トレカ番長」などを展開する企業。ネット配信などの影響で中古市場の縮小し、売上が減少したことで業績が悪化。

株式会社サンセットコーポレイション(以下、サンセットコーポレイション)が、7月1日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請したことが、株式会社東京商工リサーチのTSR速報で明らかになった。負債総額は、債権者約350名に対して約6億3000万円。

サンセットコーポレイションは、中古CDやDVD、マンガなどの複合リサイクルショップ「エンターキング」を千葉県内を中心に19店舗、中古洋服店の「RAG&CURIO(ラグアンドキュリオ)」、トレーディングカード売買の「トレカ番長」などを展開している企業。2009年3月期には、売上高93億9003万円を計上していた。

音楽コンテンツのネット配信や、スマートフォン向けゲーム配信などの影響で、中古市場が縮小。それにより、サンセットコーポレイションの2018年3月期は売上高27億5700万円に減少した。その後、事業の選択と集中を進めて再建を目指したが、業績悪化に歯止めが掛からずに今回の措置となった。

今後は、スポンサー候補の企業の協力を受けて、不採算店舗の閉鎖と不採算事業の撤退を行なう意向であり、債権者説明会は7月10日午後2時から行徳文化ホールI&I(千葉県市川市)で開催予定。

「エンターキング」などのサンセットコーポレイションが運営する店舗は、通常通り営業されている。

関連サイト

株式会社東京商工リサーチ公式サイト

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