アエリアの元子会社として「SAO」や「東京喰種」など人気タイトルのグッズ企画制作や店舗運営を行なっていた企業。商品の受注減少により経営が悪化。
株式会社GG7(以下、GG7)が、7月19日(金)に東京地裁から破産開始決定を受けたことが株式会社東京商工リサーチのTSR速報で明らかになった。負債総額は、債権者約50人に対して約1億8000万円。
GG7は、株式会社アエリア(以下、アエリア)の連携子会社として、アニメやゲームなどのライセンス商品の企画をはじめ、自社店舗の「Hybrid Mind Market」で店舗販売を行なっていた企業。
「ソード・アート・オンライン」や「東京喰種~トーキョーグール~」など、人気作品のクリアファイルやポストカードといったグッズを多数手掛け、2017年9月期には、売上高約7億7000万円を計上していた。
しかしながら、2018年にライセンス商品の受注減少により経営が悪化し、2019年に入りアエリアの連結対象会社から外れた。その後、直営店の閉鎖などのリストラを進めたものの支えきれず、2019年7月に事業を停止していた。