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中国政府が8月20日付でオンラインゲーム74本にゲーム認可を発行

2019年8月は国内タイトル74本、海外タイトル125本に認可を発行するも、すでにサービス中止を発表したタイトルも。

中国国家新聞出版広電総局は、8月20日に国産オンラインゲームのタイトル74本に対しての認可を公式サイトで発表した。

中国でオンラインゲームを配信するには政府の認可が必要となっているが、2018年3月より、認可の内容の見直しなどの理由から、半年以上に渡って認可作業が凍結されていた。

その後、2018年12月から認可作業は再開され、月に数十本が配信されるようになったが、凍結されている間に認可を求めるタイトルの申請数は数千本にものぼるといわれ、認可が待てずに撤退するタイトルや、倒産する企業も出ていた。

8月20日に発表されたタイトルは、中国国内で開発されたタイトルとなるが、8月8日には、外国産ゲームタイトルの認可リストも更新され、西山居世游からリリース予定の『最终幻想:勇气启示录(日本名:ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス)』や、「僕のヒーローアカデミア」を題材とした『我的英雄学院:入学季』などのタイトルのほか、5月21日にサービス中止が発表された株式会社バンダイナムコエンターテインメントとbilibiliの協業タイトル中国版『ドリフェス!』の名前も確認できた(関連記事)。

サービス終了発表後に認可が発行されるなど、中国で事業を展開することの難しさが改めて感じられる。

『ドリフェス!』中国版のリリースを中止

関連サイト

中国国家新聞出版広電総局公式サイト(海外サイト:中国語)

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