日本のキャラクターコンテンツの海外需要が拡大傾向にあることでダブルエルは株式取得を決定。国内外に向けて日本コンテンツを発信。
株式会社ダブルエル（以下、ダブルエル）は、キャラクター玩具雑貨の企画や製造、卸し、イベント運営を行なう、株式会社エイチ・エヌ・アンド・アソシエイツ（以下、HNA）の過半数株式を取得し、グループ化したことを発表した。
ダブルエルは、マンガやアニメ、ゲームを中心としたジャパンコンテンツの領域における知的財産のグローバルライツマネジメントを行なっている企業。
HNAは、ご当地限定のキャラクターグッズやオリジナル商品の企画や製造、販売に加え、店舗運営やイベント運営、ノベルティ、雑貨OEM製造を展開し、ご当地土産のカテゴリーではトップの市場シェアを誇っている企業。
日本のキャラクターコンテンツは、海外マーケットにおいても高く評価されており、今後も海外需要は拡大傾向にある状況を受けて、ダブルエルはHNAの株式を取得した。
今後は、「ディズニー伝説のマーケター」と呼ばれた渡邊喜一郎氏と共に、日本の誇るコンテンツを国内外に発信するため、事業拡大を推進することを発表した。
エイチ・エヌ・アンド・アソシエイツ代表取締役社長 渡邊喜一郎氏
エイチ・エヌ・アンド・アソシエイツ代表取締役社長 渡邊喜一郎氏
「私は、エイチ・エヌ・アンド・アソシエイツを、ただ雑貨を作るだけの会社ではなく、メモリーマーケティングの領域を常に突っ走る会社にしたい』と思います。モノづくりの根底には、このような背景があります。感動や楽しいことを共感すると、その時の思い出に何かが欲しくなります。共感を呼ぶアイデア雑貨は、人それぞれの記憶、つまりメモリー機能に常に心地良い刺激を与えています。つまり、人は楽しい映画やミュージカルや演劇を観ると、想い出になる品々を手に入れたくなります。また、ディズニーランドは世界一幸福な場所という雰囲気を醸し出しているので、その記憶を維持したいばかりについついいろいろなグッズに囲まれたくなります。そして、キャラクターは和みを与えてくれるから、いつもそばに置いておきたい。そんな気持ちにさせてくれます。新生HNAは、世界中のあらゆる楽しい記憶が生み出される場所にふさわしいグッズを作り出すメモリーグッズ工場です。」