4月に肺炎で逝去したモンキー・パンチ先生を追悼し、展示会とシンポジウムを実施。当日は大手前大学の教授やマンガ家による座談会を予定。
大手前学園は、アニメ「ルパン三世」の原作者であり、大手前大学の名誉教授の加藤一彦(以下、モンキー・パンチ)先生を追悼し、授業風景動画をはじめとした所蔵作品の展示会を2019年9月26日(木)~27日(金)に、追悼イベント「加藤一彦先生を語る会」を9月28日(土)に開催することを発表した。
モンキー・パンチ先生は、2005年から大手前大学で教鞭を執り、2012年には客員教授を務め、2019年4月には名誉教授に就任したが、同月11日に肺炎によりご逝去された。
今回大手前学園は、先生に感謝の意を込め、大手前大学所蔵作品の展示会と、映像上映とシンポジウムによる「加藤一彦先生を語る会」の開催を決定。
「加藤一彦先生を語る会」では、第一部に映像上映「モンキー・パンチが語る」、第二部にシンポジウム「モンキー・パンチを語る」が行なわれる。シンポジウムでは、大手前大学のマンガ教育におけるモンキー・パンチ先生の理念の継承を第一義に、学内外メンバーによる座談会を実施。当日は、モンキー・パンチ先生の作品を愛する方々が集い、マンガ家であり教育者である先生を想う時間になる予定だ。
大手前学園は、先生から受け継いだ教育に対する愛情や精神を活かし、今後もマンガ教育に取り組んでいくと発表。本発表に際し、学長の鳥越皓之氏が以下のコメントを寄せた。
大手前学園 鳥越皓之学長
「モンキー・パンチ先生が大手前大学に残していただいた教育理念をこれからの大学マンガ教育に活かしてくことが我々の責務と考えております。また、先生の教育に対する情熱を伝えていくことが我々の使命であるとも思っております。その先生の大学教育への足跡をたどるべく今回企画させていただいた『加藤一彦先生を語る会』を開催いたします。」
イベント概要
タイトル:大学所蔵作品の展示
日時:2019年9月26日(木)、 27日(金) 12:00~17:00
内容:大学所蔵作品と関連資料を中心とした展示と記録映像の上映
タイトル:加藤一彦先生を語る会
日時: 2019年9月28日(土) 13:00~15:30
内容
第一部:映像上映「モンキー・パンチが語る」(授業風景などの映像上映)
第二部:シンポジウム「モンキー・パンチを語る」
登壇者:水口薫氏(元本学教授)、倉田よしみ氏(漫画家/本学教授)、佐藤晴美氏(漫画家/本学教授)、マンガ専攻1期卒業生
※9月28日(土)開催の「加藤一彦先生を語る会」は、 定員120名を予定しており、申込み制となっております。
申し込みページ: https://bhfb.f.msgs.jp/webapp/form/21139_bhfb_56/index.do
場所:大手前大学さくら夙川キャンパス メディアライブラリCELLフォーラム
(兵庫県西宮市御茶家所町6-42)
アクセス
JR西日本 東海道本線「さくら夙川」駅
阪神電鉄 本線「香櫨園」駅(北口)
阪急電鉄 神戸本線・甲陽線「夙川」駅(南口)より各徒歩7分
※場所は全日共通です