PC向け美少女ゲーム「あかね色に染まる坂」や「星空へ架かる橋」などを制作。売上低迷で経営が厳しくなり、2019年5月末で事業を停止。
有限会社ホワイトローズ(以下、ホワイトローズ)が、9月30日に千葉地裁から破産開始決定を受けたことが、株式会社東京商工リサーチのTSR速報で明らかになった。負債総額は債権者43人に対して6088万円とのこと。
ホワイトローズはゲーム制作会社のひとつで、レーベル「feng」にて美少女ゲームを多数制作していた。人気作品「あかね色に染まる坂」はテレビアニメも放送され、同社は2007年に過去最高の売上高約1億6000万円を計上していた。
2011年にはPCゲーム「星空へ架かる橋」がアニメ化され話題になったが、需要の低迷などにより売上は低調に推移し、近年は厳しい経営が続いていた。
業況の改善も見込めないため2019年5月末で事業を停止し、今回の措置になった。