◆新たな妖怪との出会いを求め、人魂集めに熱中夢中！
人間に見放された墓場で生まれた一匹の妖怪。その妖怪の願いはただひとつ……人間になりたい！ そんな無理難題ともいえる夢を抱いた妖怪を進化させていき、念願の人間を目指す育成ゲーム、それがこの『はやく人間になりたい』だ。
妖怪を進化させる方法はいたってシンプル。エサとなる人魂を森に行って集め、墓場で待つ妖怪に食べさせていけばいいだけ。アクション性はまったくないので、寝そべりながらでも、揺れる電車の中でも、ストレスなくプレイできるのが嬉しい。
妖怪は人魂を食べるごとに経験値がみるみるアップ！ 一定値に達すると新たな妖怪へと進化するしくみとなっている。この進化の瞬間こそが、このゲームにおける最大のお楽しみポイントだ。ゲームスタート時こそ「ぬっぺらぼう」というさまざまな作品に登場するメジャーな妖怪の姿であるが、ひとたび進化を遂げれば、どんなミスをしてもテヘッと笑ってペロッと舌を出す「テヘペロ舌」や冷蔵庫の納豆をかき混ぜる「納豆洗い」など、現代風にアレンジされた個性豊かな妖怪たちに進化する。そんなどこか憎めないキッチュな妖怪が次々に登場するのも魅力のひとつだ。
こんな妖怪たちに愛らしさを感じしまうともう大変！ もはや人間になる夢などすっかり忘れ、次にどんな妖怪に進化するのかが楽しみで、時間を忘れて人魂集めに熱中してしまうことに。もはや、そこまで夢中で人魂を集める自分の方が妖怪チックな存在だと自覚してしまうほどである。
▲スタート時の妖怪は「ぬっぺらぼう」。まずは集めてきた人魂をひたすら妖怪に食べさせて、最初の進化を目指そう。
▲進化時はつねにノーマル進化とレア進化の２種の進化系統が用意されており、どちらを選ぶかで進化後の姿が異なる。一度進化した妖怪は図鑑に登録され、いつでも解説を見ることができるようなるぞ。
◆たっぷりポイントが稼げる「ルーレットチャンス」で育成上手に！
妖怪をレア進化させたり、強化アイテムの購入に必要なポイントが獲得できる「ルーレットチャンス」。ときにはハズレることもあるものの、大抵がポイントを獲得できるのでポイントを貯めるのはさほど苦労しないはず。しかも１日１回なんてケチ臭い仕様ではなく、一度チャレンジした後の10分後には再びチャレンジできる太っ腹ぶり。ただしその反面、自分のような貧乏性の人間は、ポイント欲しさに10分ごとにゲームの起動を繰り返す病にかかってしまうので気をつけてもらいたい。
ちなみに強化アイテムとして用意されているのは、２分間、人魂１個あたりの獲得経験値を増やすというアイテム。倍率が異なるものが５種類用意されていて、当然ながら倍率が高くなるにつれ、必要なポイント数も多くなっていく。妖怪の進化が進んでいくと次の進化に必要な経験値がどんどん増えていくので、「ルーレットチャンス」を活用してポイントを貯め、強化アイテムを積極的に使用していくのがオススメだ。空いた時間にちょこちょこプレイしているだけでも結構なポイントが貯まっていくので、必要なときは惜しみなく強化アイテムを使っていくといいだろう。
▲３つのドラムすべてに同じポイント数が止まれば、ポイント獲得となる。一瞬ハズレかと思いきや、ドラム再始動で当たるというドキドキの演出も用意されている。
▲強化アイテムのほか、通常の人魂よりも経験値が高い人魂を購入することもできる。一度購入すれば、以降はその経験値が高い人魂が沸くようになるので一層育成が捗ることに。
◆妖怪って実はとっても育てやすい!?
このゲームに登場する妖怪たちは実に我慢強く、育成途中で放っておいても空腹でもだえたり、衰弱して退化したり、すねたりすることは一切ないので、安心して放置することができる。それに加えて待ち時間なく人魂集めができるうえ、10分間隔でポイント集めも可能と、時間に縛られることなくマイペースで妖怪の育成が楽しめるのが本作の大きな魅力のひとつ。他のゲームと同時並行で進めても、まったく苦にならない手軽さなので、暇つぶしもかねてあなたも妖怪と戯れてみてはいかがだろう？
▲画面上部のダークホールをタップするたびに人魂が湧き出してくる。人魂集めから妖怪に食べさせるまで、待ち時間なくプレイできるのは実に快適で心地よい。
