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KADOKAWA、文章を書くことで広告収入を得られる「カクヨムロイヤルティプログラム」を運用開始

作家の創作活動支援が目的。カクヨムが得た広告収入のうち運営手数料を差し引いた残りをユーザーの活動状況に応じた報酬として分配。

株式会社KADOKAWA(以下、KADOKAWA)は、株式会社はてな(以下、はてな)と共同開発したWeb小説サイト「カクヨム」において、サイト上の創作活動を通じて、ユーザーが現金化可能な報酬を得られる「カクヨムロイヤルティプログラム」の提供を開始したことを発表した。

「カクヨムロイヤルティプログラム」とはサイト上に広告を掲載し、カクヨムがその対価を受け取り、カクヨムが得た広告収入のうち、運営手数料(30%)を差し引いた残りを、ユーザーの活動状況に応じた報酬としてプログラム参加者へ分配するというもの。ユーザーが受け取った報酬は、一定数以上貯まると金融機関口座への振り込みを申請ができるようになり、現金に交換することが可能になる。

今回、KADOKAWAがカクヨムを通して行なう本取り組みは、従来の出版ビジネスと並行して、新しい作家活動の可能性を提示するためのもの。これまで小説など文章作品の執筆によって収益を得るには、プロの作家になり、書籍を出版してその印税を受け取るという方法が一般的であった。そこに原稿料や書籍刊行以外の新しい収入手段を設けることで、アマチュアの方でも執筆活動の選択肢が増やすことができるようになった。さらに、文章で収入を得る間口を広げることで、創作活動の盛り上げに貢献することを目指している。

カクヨムでは、「カクヨムロイヤルティプログラム」を作家支援プログラムの第1弾と位置づけており、今後は第2弾として、読者が作品や作者に対して金銭的な支援が行なえる仕組みを開発、導入する予定であると発表した。

「カクヨムロイヤルティプログラム」詳細ページ: https://kakuyomu.jp/special/entry/kakuyomu_loyalty_program

関連サイト

株式会社KADOKAWA公式サイト
株式会社はてな公式サイト
「カクヨム」公式サイト

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