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北米を中心にeスポーツを通じた教育機会を開発提供する「北米教育eスポーツ連盟」が日本支部を開設

問題解決力などを培うプラットフォームとしてeスポーツを活用した教育機会を提供。日米の高校生を対象に交換留学や海外研修などを予定。

北米を中心にeスポーツを通じた教育機会の開発、提供を行なっている「北米教育eスポーツ連盟(North America Scholastic Esports Federation 以下、NASEF)」は、eスポーツを通じた次世代を担う若者に対する新しい教育機会の創出と拡大のために、2019年11月に日本支部を開設したことを発表した。

NASEFは教育を受け、想像力に富み共感力のある人材を育て、すべての生徒が社会におけるゲームチェンジャー(改革者)になるための知識やスキルを身につけることに取り組んでいる教育団体。すべての生徒が、将来の仕事や人生を謳歌するために必要なコミュケーション力や共創力、問題解決力を培うプラットフォームとして、eスポーツを活用した教育機会を提供している。

本連盟の持つ本質的価値は、学習や機会、コミュニティ、多様性、互いに尊敬し合うことなど、「教育」と「プレー(競技)」のあらゆる側面に結び付いている。

またNASEFは、日本支部を開設するとともに、2019年11月7日に一般社団法人全国高等学校eスポーツ連盟(以下、JHSEF)と、「eスポーツを通じた次世代のための国際活動や情報交換の提携に関する基本合意契約」を締結した。

基本合意内容には、「日米の高校生に対して、eスポーツの体験的な活動を通じた教育と育成のため、知識やスキルの向上に対する目標やコミットメントを確立し、それらを効果的かつ効率的に支援するための協力的体制をつくることを目指します。」と記載されている。

今後は、日本とアメリカの高校生を対象に、eスポーツを中心に設計された交換留学や海外研修、短期トレーニングなどの教育プログラムの実施や、両国内で、eスポーツや次世代に対する教育に関連するセミナーやシンポジウムの開催などを予定している。

さらに両者は、eスポーツを通じて高校生の国際交流の環境を広げ、次世代の国際性を育む活動に取り組んでいくと発表した。

本発表に関して、NASEF事務局長のジェラルド・ソロモン氏、JHSEF代表理事の久保公人氏がコメントを寄せた。

北米教育eスポーツ連盟 事務局長 ジェラルド・ソロモン氏
「この度JHSEFが設立とともに、我々NASEFの国際パートナーとして活動を開始することをとても嬉しく思います。NASEFの取り組むプログラムは、思想や場所、性別などの壁を超えて、次世代を担う多くの若者たちに、eスポーツを通じた学習と成長の機会を提供しています。JHSEFとNASEFのパートナーシップを通じて、関係者や教育者、そして生徒たちが、考え方や情報、国際交流、そしてお互い理解を深めることができるでしょう。これこそが現在のグローバル環境の中で重要なポイントだと考えます。eスポーツは『単なるゲーム』ではなく、『有力な教育コンテンツ』です。我々がこれまで取り組んでいるeスポーツと教育を融合させた新しい教育フレームワークの可能性を、日本の先駆的な教育者や生徒の皆さんと分かち合えることを楽しみにしています。」

一般社団法人全国高等学校eスポーツ連盟 代表理事 久保公人氏
「全国高等学校eスポーツ連盟は、eスポーツを、高校生を中心とした新世代を象徴する新しい文化として育み、より発展させるため、また、eスポーツを通して学べるローカルからグローバルに至るコミュニケーション、そしてこれらに関連する知識、経験を得られる機会と環境を提供することを目的として、本年11月1日に設立されました。この度、北米で同様の志を持ち、先駆的な取り組みを行っている北米教育eスポーツ連盟と連携に向けた合意を交わすことができ、たいへんうれしく思います。今後、この提携によってeスポーツを通じた国際コミュニケーションの機会や、学術研究の交換の場が設けられ、日本の教育現場におけるeスポーツの可能性が広げられることを期待しています。」

関連サイト

北米教育eスポーツ連盟公式サイト
全国高等学校eスポーツ連盟公式サイト

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