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ユニオン電子工業、創業50年のゲーム機コントローラーメーカーがAI翻訳機を開発

主力商品としてゲーム機のコントローラーを長年開発してきた受託開発企業がAI翻訳機を開発。2020年夏までに500台の発売を見込む。

ユニオン電子工業株式会社(以下、ユニオン電子工業)は、53言語に対応したAI翻訳機「Perico PRO」を開発し、2月上旬から発売することを発表した。

横18センチ×奥行17センチのコンパクトサイズに設計された「Perico PRO」

ユニオン電子工業は1968年8月に創業し、民生用機器及び電子部品の開発から一貫した受託業務を行なっているBtoB企業。特に、 民生品の主力商品としてゲーム機のコントローラーの開発に長年携わり、株式会社タイトーや株式会社バンダイナムコホールディングスなどのゲーム会社と取引を行なっている。

2019年3月に観光庁が発表した受入環境について訪日外国人旅行者にアンケート調査(調査期間:平成30年11月~平成31年2月、n=4037、調査場所:成田国際空港・東京国際空港・関西国際空港・福岡空港)によると、旅行中に困ったことが無いか(複数回答可)という問いに対して、「困ったことは無かった」が36.6%でトップを記録したが、次いで「施設のスタッフとのコミュニケーションが取れない」が20.6%(「無料公衆無線LAN環境」が18.7%、「公共交通の利用」が16.6%)と、約2割の外国人が“言葉”によるコミュニケーションに困っていると回答した。

さらに、今後も外国人の増加に伴い、人手不足などの背景から接客への負担が増加する可能性が考えられ、良い接客をする上でも“言葉”の負担軽減は必要不可欠とされている。

ユニオン電子工業が開発した「Perico PRO」は、同社が2019年6月に発売したハンディータイプのAI翻訳機「Perico(R)」を業務用に改良したもの。設置して利用する対面式AI翻訳機で、53か国に対応し、世界水準のAI翻訳エンジン「ニュアンス」などを搭載した(Wi-Fi環境が必要)。

Wi-Fi環境が必要。タッチパネル式の液晶。

53か国語を網羅

受付や窓口の営業スペースの邪魔になることを極力避けるために、横18センチ×奥行17センチのコンパクトサイズに設計され、フル充電後連続で2時間利用可能だ。

さらに、トーク履歴を転送する機能「トレーニングモード(専用アプリ)」が搭載され、QRコードをスマホで読み込むことで、研修での活用やスタッフ個人がトークの内容を復習できるようになっている。

ユニオン電子は今後、ホテルや病院、レンタカー店、飲食店などを中心に販売を強化し、2020年夏までに500台の販売を見込んでいると発表した。

関連サイト

ユニオン電子工業株式会社公式サイト

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