老舗アニメ専門誌をはじめ、アニメ関連事業を学研プラスより取得。「超！アニメディア」の取得でアニメ関連ウェブメディアでは日本最大に。
株式会社イード（以下、イード）は、株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社学研プラス（以下、学研プラス）から、39年間続いたアニメ専門誌「アニメディア」の発行をはじめとするアニメ関連事業を取得することについて正式に合意したことを発表した。
アニメ専門誌「アニメディア」は1981年の創刊された日本を代表する月刊アニメ専門誌のひとつで、イードは「アニメディア」以外の月刊声優専門誌「声優アニメディア」、月刊男性向けアニメ専門誌「メガミマガジン」と、不定期のムック発行事業に加えて、ウェブメディアの「超！アニメディア」の事業も取得した。
イードは、2012年1月からアニメメディアに取り組み、アニメ関連市場の成長を背景に順調な成長を続けてきた。今回の合意で、老舗のアニメ雑誌であり、幅広いアニメファンに愛されている「アニメディア」と、その関連事業を取得することで、より一層、日本のアニメ業界の発展に寄与するメディアを軸にした事業の推進を目指すとのこと。
また、今回の統合で「超！アニメディア」を取得したことで、イードが運営する「アニメ！ アニメ！」とあわせると毎月200万人、2000万PVを超える閲覧数の獲得が見込まれることから、日本最大級のメディアとなる。
今後は、これらのメディアを活用したマーケティングを強化する一方で、イードが掲げる「メディアの360度ビジネス展開」を目指して、イードと学研プラスが取り組んできた番組制作や配信、イベント展開、音声やVTuber、海外展開など、新領域の開拓を積極的に進め、新たな5G時代も見据えたコンテンツを取り揃えることで、アニメの成長に寄与していくという。
今後、2020年2月以降発売の発行物については、「アニメディア」が2020年3月号（2020年2月10日発売）から、「声優アニメディア」が2020年3月号（2020年2月10日発売）から、「メガミマガジン」は2020年4月号（2020年2月29日発売）からイードが発行元となり、良好なパートナーシップのもと学研プラスが発売元として販売業務を行なう。