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[上級エージェント編]10月下旬~11月上旬のIngress情報をお届け! どうなる公式イベント#Darsana!?

 VATです。朝晩の冷え込みもきつくなり、少しずつ冬が近づいていることを肌身に感じているこのごろです。季節を本当に感じてプレイするのは、ほかのスマホゲームではなかなかできないことだと思います。風邪をひかないように、きちんと防寒対策をして『Ingress』を楽しみましょう。

◆10月後半の『Ingress』ニュース


☆AP獲得が倍になるキャンペーン実施(10月25日より11月14日まで)

 『Ingress』がベータテストから通算して2周年を迎えました。それを記念して、10月25日より11月14日までの期間、各種実績で獲得するAP(経験 値)が倍になるキャンペーンが行なわれました。
  • 敵陣営のポータルをハック 100AP→200AP
  • 中立ポータルへキャプチャ 500AP→1000AP
  • 新しくレゾネーターを設置 125AP→250AP
  • リンクを作成 313AP→626AP
  • コントロールフィールドを作成 1250AP→2500AP


 といった具合に、APの獲得が倍になったことで、レベル8になるのに必要な120万APまでかなり早く到達できたエージェントがたくさん現れました。11月15日の朝7時ごろに終了した模様です。


☆アイテム出現率が大幅アップとなるキャンペーン実施(10月25日より11月14日)

 AP獲得が倍になるキャンペーンと同時に、アイテムの出現率が大幅にアップされました。対象はXMPバースターとレゾネーターの出現率で、通常時と比べても最大3倍程度の獲得が期待できるようになっていました。

▲自陣営ポータルをハックするとこのようにレゾネーターがいっぱい手にはいりました。

 XMPバースターについては、敵陣営のポータルをハックしたほうが自陣営のポータルをハックするよりも大量のXMPバースターが獲得できる状況でした。これにより敵陣営のエリアに乗り込み、敵陣営のポータルでXMPバースターを補給。そしてそのままレゾネーターを破壊し、ポータルを確保する、といったことがやりやすくなっていたのですが、あえて敵陣営のポータルを破壊せず、なるべく沢山のXMPバースターを補給し続けるといった戦略も、一部のエージェントの間では行なわれました。

 どちらのキャンペーンも、ともにエージェントレベルの底上げをはかろうという運営側の意図が見え隠れします。今回の底上げによって、現在開催中の公式イベント「Darsana」へ向けて、エンライテンド、レジスタンス両陣営の戦略に大きな影響を与えそうです。

☆iOS版Ver1.63.0、1.64.0がリリースされました

 おもな変更点は以下のとおり。

Andriod版と同様に、ポータルの情報修正が可能になりました。
 ポータルをタップしポータル情報を表示している状態で、左側のポータルの写真をタップすると画面下側に「EDIT」ボタンが増えました。

▲「EDIT」ボタンをタップするとさらにメニューが現れます。

▲「EDIT TITLE」はポータル・タイトルの修正、「EDIT LOCATION」はポータル位置の修正、「ADD/EDIT DESCRIPTION」はポータル解説の追加、修正、「REPORT INVALID PORTAL」は違反ポータルの申請となっています。
 最後の「REPORT INVALID PORTAL」は、定められたポータル候補の基準をすり抜けて生まれたポータルに対して運営に報告する手段になります。ポータル候補の基準について興味のあるかたは、公式ヘルプを参照してください。ヘルプをよく読み正しいポータル申請、修正を行ないましょう。

Portal 候補の基準(Ingress公式サイト)
https://support.google.com/ingress/answer/3066197?hl=ja

◆『Ingress』の略語、俗称を理解しよう

『Ingress』はリリースから2年が経過しており、Google+を中心にさまざまなコミュニティが存在。活動も活発なため、日常的に使われている各種用語や略語、俗称を理解できずに戸惑っているかたが見受けられます。ここで略称を整理しておきましょう。

アルファベット1文字+数字
 COMM上やハングアウト、Google+などの会話で何かの暗号のようにA8、X8、P8などという言葉が流れてきます。これは『Ingress』の用語の一部をアルファベットの頭文字を取って略語としてあらわし、数字はそのレベルとなっています。

A8→エージェントレベル8のこと。Agentの頭文字+レベル
P8→ポータルレベル8のこと。Portalの頭文字+レベル
R8→レゾネーターレベル8のこと。Resonatorの頭文字+レベル
X8→XMPバースターL8のこと。XMPバースターの頭文字+レベル

会話上でよく出てくるのはこれら4つのパターンです。実際には以下のような使い方をします。

「A8(エージェントレベル8)到達おめでとうございます!」
「あの場所周辺はP8(レベル8ポータル)だらけなので補給におすすめ」
「今のイベントでR7(レソネーターレベル7)が大量に余る。捨てたい」

などとなります。

  • わんこ/わんこレゾ

 敵レゾネーターを破壊し、無属性になったポータルをHackしようとすると、すでに敵レゾネーターが設置されていることがあります。おたがい鉢合わせとなったためにおこる現象なのですが、このときに壊されたレゾネーターに対して順次ポータルへ設置し続けて、ポータルを取られないようにすることを、「わんこ」、「わんこレゾ」と呼ばれます。わんこそばのごとくどんどんレゾネーターをくりだしていくことからです。
 この状態になると基本的には防御する側、すなわちレゾネーターを挿す側が有利に進みます。デプロイ画面を開いておいて、レゾネーターが壊れてできた空きスロットに新たにレゾネーターを挿していくだけで済むためです。攻める側としてはXMPバースターの無駄打ちをつづけているため、だいたい根負けします。ただし、レゾネーター破壊の実績(メダル)を狙って攻めている場合は、攻める側もなかなか折れませんので、やはりどちらかが根負けか補給切れするまでわんこレゾが続くことになります。APを稼ぐという意味では非常に有効な手段ですので、レベルアップを急ぎたいとき、レゾネーター破壊の実績がほしいときなどは、「わんこ」が非常に効率的となります。

  • FF(フラッシュファーム)

 現在開催中のイベント「Darsana」に関連して、よく飛び交っているのが「FF」という単語。これはフラッシュファームという単語の略語(Flash Farm)です。
 レゾネーターやXMPバースターを定期的に補給する拠点をXMPバースターの農場という意味合いで「ファーム」と呼びます。レベル8のXMPバースターは攻撃力が高いため、たくさん使いますが、それを補給するには高レベルのポータルが必要となります。レベル8ポータルがもっともレベル8のXMPバースターを出しやすく、XMPバースターの補給には、たくさんのレベル8ポータルが必要です。ですが、現実問題として、レベル8のポータルは敵側の攻撃目標となりやすいため、なかなか維持することができません。その問題を力技で解決する手段として生まれたのが「フラッシュファーム」です。

 フラッシュファームのやり方ですが、まず、レベル8ポータルを作るにはすべてのスロットにレベル8のレゾネーターが必要となので、レベル8以上のエージェントが8名必要です。人数を集めたら、ポータルが密集している場所で、一気に攻撃してデプロイし、レベル8ポータルを複数つくります。そしてMODでマルチハックを入れて4回で焼き切れてしまうHack回数をふやし、さらにヒートシンクを入れて次回ハックまでの待機時間を短くします。

▲上記の場合、レベル8ポータルに対するHack回数が通常の4回にプラスして、レアマルチハックで+8回、さらに2個設置したマルチハックがそれぞれ+2回で、合計16回まで連続Hackが可能となり、レアヒートシンクの効果でHack待ち時間が300秒から半分の150秒となります。およそ10数か所ぐらいをこのようにしてレベル8ポータルにして短時間に一気にXMPバースターの補給を行なえる環境を作るのです。補給しきったら、そのポータルはそのまま維持する場合もあれば、敵陣営の補給点になるのを嫌って、エンライテンドならADA_Refrector、レジスタンスならJARVISを使用してポータルの属性を反転させたのち、破壊します。

 このようにあっという間に一時的な補給基地をつくってしてしまうので、フラッシュファーム=「一瞬の農場」といわれています。

◆公式イベント #Darsana XM Anomaly PrimarySite TOKYOへ向けての準備を始めよう

 12月13日土曜日に開催される公式イベント、「#Darsana XM Anomaly PrimarySite TOKYO」ですが、公式ページでルールについて発表があったものの、今ひとつ何をするのかがわかりづらいため、説明します。


☆どんなイベントになるのか。

 前回でも少し触れていますが、「XM Anomaly PrimarySite」はクラスター戦になります。

 クラスター戦とは、指定された範囲内のポータルを指定された時間内のある一瞬のタイミングでスナップショットを取り、その瞬間のポータルやリンク、コントロール フィールドの数でポイントを算出し勝敗を決めます。

 そのため10分間維持し続けたら勝ち、というものではなく、開催時間が14時00分から14時10分までの10分間であれば、その10分間のうちスナップショットをとる時間、仮に14時5分00秒がその時間なら、その瞬間にたくさんポータルやリンクを持っていた陣営が勝ちとなります。実際にはスナップショットを取るのがいったいいつなのか? はまったくわからないため、ポータルの取り合いはは開始時間の数分前からはじまり、またサーバー側のラグを考えて終了時間の数分後まで続くことになります。その時間の間は、XMPバースターを打ちつづけ、レゾネーターを挿し続けることになります。すなわち、クラスター戦とは物量戦なのです。12月13日のイベントでは期間中にこれを4回繰り返します。

 クラスターの移動の途中で補給したらいいのでは? と思いがちですが、クラスター間の移動時間が実質40分ぐらいしかないこと、そして物資の補給できる場所は両陣営同じポータルです。補給を断つのが戦闘の基本ですから、クラスター周辺のポータルは破壊されるでしょう。また他の人からの受け渡しによる補給については、一旦マップ上へドロップして受け渡しという手段しかないので、ドロップしたらほぼ間違いなく誰かに奪われます。そういった事情から「当日の移動時では補給できない」と 考える方が無難なので、インベントリの整理、確保が重要になります。


☆物資の確保はどうする?

 おおそよですが、1分間で打てるXMPバースターは30数発ぐらいです。そうすると10分間であるクラスター戦1回で大体300発。それが4回なので1,200発程度はXMPバースターが必要となります。敵勢力に対しての攻撃ですと、反撃によりXMが減っていきますから、その補給のためにパワーキューブも必要にもなります。弾はあるのに燃料切れ、という事態を起こすわけにはいきません。パワーキューブの必要な数は、現地の情勢によるので具体的な数が見えてきませんが、それでも100個程度は確保しておいたほうが無難ではないかと思われます。レゾネーターを挿すにもそれなりの数が必要ですし、ほかのことも考えだすとどんどん必要な物資の量が積みあがっていきます。インベントリ全体で1,500程度は確保しておかないと、イベントを最後まで楽しむことができそうにありません。普段のプレイではポータルキーがどうしても増えますので、その調整も必要です。ひとりでこれだけの物資を貯めこむのはなかなか大変です。ということで、これから頻繁に行なわれそうなのが、上で説明した「フラッシュファーム」になります。FFを使えば、短時間で集中的に補給が可能なため、12月13日までの間に何度も行なわれることになると思われます。これらの開催情報はスパイ対策も兼ねCOMMでは行われず、Google+のコミュニティやハングアウトなどで告知や募集が行なわれるはずです。イベント戦に参加するのであれば、できるだけそういったコミュニティにも参加しておくとよいでしょう。この機会にぜひGoogle+から各陣営のコミュニティへ参加してみてください。
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