ソニー・ミュージックエンタテインメントのグループ再編により合併。放送事業の経営効率と企業価値の向上を目指す。
株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ(以下、SMS)は、2月25日付の官報に関連会社の株式会社ソラシア・エンタテインメント(以下、ソラシア)との合併公告を掲載した。SMSはソラシアの権利義務をすべて継承し、ソラシアは解散となる。
SMSは、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(以下、SME)の子会社で、音楽・映像に関連したソフトウェアのパッケージ商品のマーケティングをはじめ、音楽・映像・ゲーム等のソフトウェアのパッケージ、販促物等のデザイン企画のほか、製版・印刷加工などを行なっている。
これまで、ゲーム『ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神』のパッケージ設計やデザイン、印刷、イベント「AnimeJapan」の運営事務局などに携わった。
ソラシアは、中国や韓国、台湾等のアジアドラマやエンターテインメント番組を放送するCSチャンネル「アジアドラマチックTV」の運営のほか、DVDやメディアの販売などを行なっている企業だ。
ゲームやアニメ音楽のオーケストラ公演も行なっており、オーケストラ「スタミュ」や『刀剣乱舞』宴奏会を開催した。
SMEは本合併について、グループ企業の再編によるものであり、放送・映像関連事業を集約することで放送事業の経営効率を向上させるとともに、事業価値の最大化とさらなる事業の展開を目指していくと発表した。