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世界最大級のゲーム展覧会「E3 2020」が開催中止を発表　新型コロナウイルス感染症対応

オタク産業通信編集部

ファンや関係者などの健康と安全を考慮した結果、2020年の開催中止を決定。情報発信の場として使えるオンラインサービスの提供を検討中。

2020年6月9日～11日に、アメリカのロサンゼルスで開催予定だった世界最大級のゲーム展覧会「Electronic Entertainment Expo（以下、E3）2020」は、新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、開催の中止を決定したことを公式サイト、及び公式Twitterで3月12日（日本時間）に発表した。

「E3」は、アメリカのコンピューターゲーム産業の団体であるEntertainment Software Associationが主催する世界最大級のゲーム展覧会で、1995年の初回開催以来、毎年5～6月の時期に開催されてきたが、2020年は新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、ファンや従業員、出展者などの関係者の健康と安全に関して、会員企業と協議した結果、E3 2020の中止に至った。

公式サイトでは「ファンとサポーターのためにイベントが開催できないことは非常に残念だが、世界的に前例のない状況のなかで、情報にもとづいた正しい判断を下した」と発表されている。

チケットなどは全額払い戻しを決定しており、出展者や関係者に直接連絡をしているとのこと。

また、今回の開催中止を受けて、2020年6月にゲーム業界の発表やニュースを紹介するオンラインサービスの提供を検討しており、詳細はE3公式サイトで順次告知される。

関連サイト

「Electronic Entertainment Expo（E3）」公式サイト
「Electronic Entertainment Expo（E3）」公式Twitter

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