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米ゲーム会社thatgamecompany、国境なき医師団へ1億円超を寄付

新型コロナウイルス感染症の最前線で戦う医師たちを支援。慈善団体OneTreePlantedとの協賛で植樹支援も実施。

アメリカのゲーム会社thatgamecompanyは、新型コロナウイルス感染症と最前線で戦う国境なき医師団へ1億円超の支援金の寄付を行なったことを発表した。

thatgamecompanyは、アドベンチャーゲーム『風ノ旅ビト』やソーシャルゲーム『Sky 星を紡ぐ子どもたち(以下、Sky)』などを開発、提供しているアメリカのゲーム会社だ。

同社は、2020年春から国境なき医師団との協賛で、運営中の『Sky』を通じて、純利益がすべて募金となるアイテム「癒しのパック」の販売キャンペーンを行なったところ、4週間で102万7340ドル(約1億800万円)の支援金が集まったとのこと。

このキャンペーンは、ゲーム会社が推進する「#PlayApartTogether活動」への関心も集め、オンラインで一緒に遊んで楽しく過ごすことで、社会的孤立の防止に貢献したほか、キャンペーン中に各SNSを通じて、プレイヤー達に家で安全に過ごすための役立つ情報の発信にも役立てられた。

thatgamecompanyは今回の支援のほかにも、2020年度のはじめに地球環境について考える記念日であるアースデイにちなんだ期間限定のイベント「自然の日々」をOneTreePlantedとの協賛で開催している。

「自然の日々」は、プレイヤーがゲーム内アイテムを購入するたびに、thatgamecompanyが現実世界で植樹支援を行なうというもので、合計で40576本の木をアマゾンとオーストラリアの山火事被災地に植樹した。

これらの活動に賛同し、協力してくれたプレイヤーたちに向けて、thatgamecompany共同設立者であるジェノヴァ・チェン氏と、国境なき医師団米国事務局のアヴリル・ブノワ氏が感謝のコメントを寄せている。

thatgamecompany共同設立者及びSkyクリテエイティブ・ディレクター ジェノヴァ・チェン氏
「私たちは世界中のSkyのコミュニティの寛大さに、とても胸を打たれています。最初は、スタジオとしてこの感染拡大の状況で何ができる?と自分たちに問いかけていました。ゲーム世界での利他的な行動が、このように現実での活動と前線で働く方たちへの支援につながるとは想像していませんでした。現在のパンデミック下において、Skyをきっかけとして多くの方々が支援活動に取り組んでくださったこと、たくさんの応援の言葉を届けてくださったことに、チーム一同本当に感動しています。」

国境なき医師団米国事務局 エグゼクティブ・ディレクター アヴリル・ブノワ氏
「国境なき医師団はthatgamecompanyとSkyのコミュニティの寛大なご支援に、心から感謝しております。私たちは未曾有の世界的な健康危機に直面しており、この緊急事態に対し、70カ国以上で医療を提供し続けるためにも、このような暖かいご支援を頼りにしております。」

関連サイト

thatgamecompany公式サイト(海外サイト:英語)

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