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アクセルマーク、『幽☆遊☆白書100%本気(マジ)バトル』などゲーム事業の一部をオルトプラスに譲渡

アクセルマーク

ゲーム市場の競争激化や開発費の高騰などから移管を決断。ゲームの他にもアラームアプリ『キャラ声アラーム』などを譲渡。

アクセルマーク株式会社(以下、アクセルマーク)は、7月31日に行なった取締役会において、ゲームの企画や開発、運営などに係るゲーム事業の一部及びその他サービスを、株式会社オルトプラス(以下、オルトプラス)に譲渡することを決議。これにより、事業譲渡による方法及び会社分割(簡易新設分割)により新設会社に承継させたうえで、新設会社の全株式をオルトプラスに譲渡することを発表した。

アクセルマークでは、ゲーム事業をスマートフォン市場の拡大に伴って成長が期待できる分野として捉え、主力事業のひとつとして積極的な投資を行なってきた。しかしながら、近年のスマートフォン向けゲーム市場の成長が鈍化する一方で、競争の激化や、ゲーム開発期間の長期化による開発費の増加、ユーザー獲得のための広告宣伝費の高騰などにより、厳しい事業環境となっている。

そうした事業環境の中、アクセルマークでは、前期より次の事業機会としてブロックチェーンゲーム関連事業、IoTといった新成長分野へ事業を展開するとともに、不採算事業の収益化や縮小及び撤退をはかり、事業ポートフォリオの入れ替えを進めてきた。

ゲーム事業では、JRPGからカジュアルゲームやブロックチェーンゲームの開発及び運営に軸足を移すとともに、開発体制やプロモーション手法の見直しなどを実施し、開発運用体制の最適化をはかってきたが、今後も競争環境の厳しさが増すことや、アクセルマークとしてゲーム事業の成長と拡大には一定の投資が必要になることから、当期の「来期黒字化に向けて、赤字体質からの脱却」「基幹事業の入替えによる事業構造の転換」の方針のもと、ゲーム事業を他社に移管することが、自社とゲーム事業のステークホルダーの双方にとって最適であると判断し、オルトプラスへの事業譲渡を決定した。

今回譲渡されるタイトルは、アクセルマークが運営する『COLOR PIECEOUT』と、協業運営タイトルの『幽☆遊☆白書100%本気(マジ)バトル』に加えて、ブロックチェーンゲームメディア「Blockchain Game info」、アラームアプリ『キャラ声アラーム』が含まれる。

このゲーム事業等の譲渡により、2020年9月期に特別利益を計上する見込みとのこと。

関連サイト

アクセルマーク株式会社公式サイト
株式会社オルトプラス公式サイト

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