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「一騎当千」などを手掛けたアニメ制作会社コモンセンスが特別清算開始決定

「エルフェンリート」「一騎当千」など人気アニメを手掛けた企業。売上の減少に伴い事業を縮小して運営していたが、株主総会の決議により解散。

株式会社コモンセンス(以下、コモンセンス)は、7月22日に東京地裁から特別清算開始決定を受けたことが、株式会社東京商工リサーチのTSR速報で明らかになった。負債額は現在調査中とのこと。

コモンセンスは1996年11月の設立以降、有限会社アームスの商号でアニメ制作を行ない、人気マンガを原作とした「女子高生 GIRL’S HIGH」「エルフェンリート」「MEZZO-メゾー」など、テレビアニメや深夜アニメを中心に多数の作品を手掛けていた。

人気アニメ「一騎当千」シリーズがヒットした2009年6月期には、売上高3億9000万円を計上していたが、その後は減収傾向で推移し、2011年6月期には売上高約2億6000万円に減少した。

その後、大手アニメ制作会社の制作協力を中心に活動し、2017年8月に現商号を変更。事業を縮小して運営していたが、2020年5月31日に行なわれた株主総会の決議により解散し、今回の措置となった。

関連サイト

株式会社東京商工リサーチ公式サイト

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