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文教堂HD、特別利益と特別損失の計上と2020年8月期通期の業績予想の修正を発表

文教堂グループHD

土地建物などの売却や固定資産に関する減損損失などから特別利益と特別損失を計上。コミックの売上好調で2020年8月期業績を上方修正。

株式会社文教堂ホールディングスは、2020年8月期において特別利益及び特別損失を計上することと、2019年10月15日に公表した2020年8月期通期の連結業績予想を修正することを発表した。

特別利益に関しては、主に社宅として所有していた土地建物などの売却、店舗の休業等による受取保障金として、固定資産売却益2200万円と受取営業補償金3100万円を計上。

特別損失においては、スクラップアンドビルドに係る固定資産除却損をはじめ、店舗にかかる固定資産に関する減損損失、希望退職の募集に伴う割増退職金及び閉店店舗に係る撤退費用、ゴルフ会員権の評価損として、固定資産除却損800万円、減損損失2400万円、事業構造改革費用6900万円、その他の特別損失400万円を計上するとのこと。

また、2020年8月期の連結業績予想については、話題作を中心にコミックの売上がよかったこと、不採算事業にかかる商品の一括売却があったことで、売上高が想定を上回る見込みとなった。

営業利益と経常利益に関しては、売上高の増加に伴う売上総利益の増加、不採算店舗の閉店と事業構造の改革による店舗運営化による経費削減、2019年8月期に事業構造改革費用として不採算事業と店舗撤退に伴う棚卸資産の評価の見直しによる商品評価損を計上していた商品の一部売却を行なったことから、当初の予想を上回った。

親会社株主に帰属する当期純利益に関しては、売上高、営業利益、経常利益の増加に加え、特別利益と特別損失の計上により、予想を上回る結果になったそうだ。

修正後の業績予想は、売上高213億400万円、営業利益4億1400万円、経常利益3億5800万円、親会社株主に帰属する当期純利益2億8800万円になるとのこと。

関連サイト

株式会社文教堂ホールディングス公式サイト

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