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パピレス、電子書籍レンタル「Renta!」の好調で営業利益12億円 2021年3月期第2四半期決算

パピレス

「Renta!」でサービス向上と他社との差別化に注力。「英語版Renta!」と「中国語繁体字版Renta!」でも翻訳体制の強化やコンテンツ拡充を実施。

株式会社パピレス(以下、パピレス)は、2021年3月期第2四半期決算短信(連結)を11月10日(火)に発表した。当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高132億6300万円(前年同期比16.3%増)、営業利益12億2300万円(同92.5%増)、経常利益12億700万円(同98.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益8億1900万円(同111.9%増)となった。

経営成績に関する説明

パピレスグループは顧客第一主義のもと、サービスの向上と他社との差別化をはかるとともに、広告宣伝と販売促進施策を積極的に行なうことで、事業拡大につとめている。

また、海外市場の開拓と次世代コンテンツの開発にも積極的に取り組んでいることに加え、広告宣伝、サイト検索機能の向上のためにAIの実用化などを進めている。

集客施策では、テレビCMやインターネット広告などを積極的に行なっているほか、独自のキャンペーン施策として「GWタテコミ大キャンペーン」や「Renta!限定 今だけ100円レンタルキャンペーン」などを実施した。

サイト改良施策としては、AIによるコンテンツ検索機能の向上を進めており、また、「PayPay」での決済サービスを追加した。

コンテンツ施策では、マンガ・電子書籍のレンタルサイト「Renta!」を中心にタテ読みフルカラーコミック「タテコミ」の拡充と普及を目的としたキャンペーンを開催した。

また、原稿料と印税に加えて、年額最大100万円を支給する、パートナー漫画家募集企画を行なっている。

オリジナル電子コミックレーベル「Renta!コミックス」では、2020年10月放送のオリジナルアニメ「アクダマドライブ」のコミカライズを行ない、独占配信を開始した。

次世代コンテンツ開発施策としては、小説の文章を短く区切り、画像を追加した「絵ノベル(特許取得済)」、コミックを動的演出でみせる「コミックシアター」、「タテコミ」にアニメーション効果を追加した「タテコミMove!」、スマホでみるタテ型マンガアニメーションが人気声優のボイス付きで楽しめる「アニコミ」の制作体制の強化を進めている。

海外展開施策においては「英語版Renta!」と「中国語繁体字版Renta!」の翻訳体制の強化を進め、掲載コンテンツを拡充した。

関連サイト

株式会社パピレス公式サイト
2021年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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