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エクストリーム、コロナ禍での案件減少や『ラングリッサー』の売上減少で減収減益 営業利益4億円 2021年3月期第2四半期決算

エクストリーム

子会社のエクスラボやEXTREME VIETNAMで新規受注が苦戦したことや、アプリ『ラングリッサー』の利用者数と課金者数の減少で減収減益。

株式会社エクストリームは、2021年3月期第2四半期決算短信(連結)を11月12日(木)に発表した。当第2四半期連結累計期間における売上高は30億8532万円(前年同期比12.4%減)、営業利益は4億793万円(同47.4%減)、経常利益は3億8512万円(同40.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億4228万円(同42.9%減)だった。

経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、前四半期と同様新規受注が減少すると共に、一部顧客において既存案件の継続が見送られるなどの状況が発生した。

一方で、稼働単価は不採算プロジェクトの見直しや、最適な顧客選別などの施策が奏功したことで、前年同期比で上昇し、セグメント利益率は向上した。

セグメント毎の業績は以下。

受託開発事業
当第2四半期連結累計期間の受託開発部門については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が発生する以前の受注と保守案件の積み上げにより、コロナ禍における影響は限定的だったが、2020年5月29日付で完全子会社化した株式会社エクスラボとEXTREME VIETNAM Co.,LTD.で、コロナ禍の影響におある新規案件の商談が停滞し受注が想定通り進捗しなかった。それにより営業損失が発生した。

上記の結果、売上高は11億2043万円(前年同期比3.4%増)、セグメント損失は6890万円(前年同期はセグメント損失2217万円)だった。

コンテンツプロパティ事業
当第2四半期連結累計期間については、ライセンス許諾したスマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』の運営により、ライセンス許諾先である香港紫龍互娯有限公司及び上海紫舜信息技術有限公司を通じてゲーム販売額に応じたロイヤルティ収益が発生した。

なお、『ラングリッサー』にかかわるロイヤルティ収益の計上については、各許諾地域における売上集計作業やライセンス許諾先からの収益報告に一定の時間を要すること、契約上収益にかかわる報告サイクルが定められていることから、当第2四半期連結累計期間における当該プロジェクトに係る収益は、2020年2月~7月の6か月分となっている。

当第2四半期連結累計期間においては、新しい配信地域の追加がなく、サービス開始から2年以上が経過したことで、利用者数と課金者数などが緩やかに減少した影響で、前四半期と比べてロイヤルティ収益は減少した。

上記の結果、売上高は3億3412万円(前年同期比54.7%減)、セグメント利益は3億1150万円(同55.3%減)だった。

関連サイト

株式会社エクストリーム公式サイト
2021年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年3月期第2四半期決算説明資料

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