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ガンホー、『パズドラ』や『Ragnarok Online』の好調で営業利益190億円 2020年12月期第3四半期決算

ガンホー

『パズドラ』や新作ゲーム『Ragnarok Online』が売上に貢献。利益は新規タイトルの減価償却費や広告宣伝費の増加で減少。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社(以下、ガンホー)は、2020年12月期第3四半期決算短信(連結)を11月13日(金)に発表した。当第3四半期連結累計期間における売上高は676億3300万円(前年同期比17.6%減)、営業利益190億5500万円(同25.3%減)、経常利益191億8300万円(同25.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益115億2300万円(同31.4%減)だった。

経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間における売上高は、主にスマートフォン向けゲーム『パズル&ドラゴンズ(以下、パズドラ)』と『Ragnarok M: Eternal Love』の売上が前年同期比で減少したことにより、減収となったが、ガンホーでは引き続き「新規価値の創造」に向けて、グローバル配信を見据えたゲーム開発に注力すると共に、「既存価値の最大化」をはかるため、各ゲームのMAU(Monthly Active User:月に1回以上ゲームにログインしている利用者)の維持及び拡大、ゲームブランドの強化に取り組んでいるとのこと。

既存ゲームについては、『パズドラ』を引き続き長期的に楽しんでもらうことを主眼に、新ダンジョンなどの追加やゲーム内容の改善、他社有名キャラクターとのコラボレーションなど、継続的にアップデート及びイベントを行なったことで、MAUが堅調に推移した。それにより、『パズドラ』は2020年8月3日に、国内累計5500万ダウンロードを突破したそうだ。

『ラグナロク マスターズ』は、サービス開始1周年を記念したイベントの開催により、MAUが安定的に推移した。

新規ゲームに関しては、2020年6月25日にサービスを開始したNintendo Switch向け対戦ニンジャガムアクションゲーム『ニンジャラ』において、9月24日から初のコラボレーションイベントを行ない、10月29日には新マップや武器などを実装するシーズン3を開始するなど、ユーザー層の拡大に取り組んだとした。同ゲームは10月25日に、世界累計500万ダウンロード超を記録した。

子会社の事業については、GRAVITY Co.,Ltd.(以下、GRAVITY)及びその連結子会社で配信中の『Ragnarok M: Eternal Love』が、継続的なアップデートやイベントの開催により、引き続き安定して推移している。また、GRAVITYは7月7日から韓国でスマートフォン向けゲーム『Ragnarok ORIGIN』のサービスを開始し、好調に推移しているとのこと。

また、GRAVITYの連結子会社が、タイでPCオンラインゲーム『Ragnarok Online』のサービスを2020年5月28日から開始した。現在は堅調に推移し、業績にも貢献したそうだ。

関連サイト

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社公式サイト
2020年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年12月期第3四半期決算説明資料

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