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ギークス、IT人材事業の貢献で営業利益2.7億円 2021年3月期第2四半期決算

ギークス

ゲーム事業では主力タイトル『アイドリッシュセブン』が好調に推移。「IT留学」を行なうIT人材育成事業はコロナ禍で減収減益。

ギークス株式会社(以下、ギークス)は、2021年3月期第2四半期決算短信(連結)を11月12日(木)に発表した。当第2四半期連結累計期間の売上高は13億4831万円(前年同期比31.8%減)、営業利益は2億7241万円(同34.2%減)、経常利益は2億5191万円(同39.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億3336万円(同50.1%減)だった。

経営成績に関する説明

IT人材事業
新型コロナウイルス感染症の影響により、企業の新規人材採用が抑制されたことで需要の減少があったことから、エンジニア集客にかかる費用を抑制するなど、慎重にコストコントロールを進めた。

コストを抑制しながら既存業務のデジタル化を進め、最適なサービスを提供するためのDXを推進し、既存のITフリーランスとの繋がりをより強硬にするサポート体制の強化につとめた。

上記の結果、売上高は7億197万円(前年同期比12.1%増)、セグメント利益は3億9983万円(同21.4%増)だった。

IT人材育成事業
合宿型でプログラミングと英語が学べる「IT留学」が大きな特徴だが、新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年4月以降、日本からの渡航が困難な状況となったことで、事業に大きな影響があった。

その中で、新サービスとしてオンライン授業を開始し、オフショア開発にも注力することで、影響を最小限にするようつとめた。

上記の結果、売上高は5821万円(前年同期比48.1%減)、セグメント損失は384万円(前年同期はセグメント利益243万円)だった。

ゲーム事業
新型コロナウイルス感染症の影響による巣ごもり消費の需要に加え、運営タイトルの周年イベントの好調もあり、堅調に推移した。

現在は、株式会社バンダイナムコオンラインから受託開発した『アイドリッシュセブン』をはじめ4タイトルの運営と、新規4タイトルの開発を行なっている。

上記の結果、売上高は4億5988万円(前年同期比59.8%減)、セグメント利益は3769万円(同85.5%減)だった。

x-Tech事業
VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、MR(複合現実)、3Dホログラムなど、最新技術を活用した動画コンテンツの制作、ゴルフメディア「Gridge」の運営、ゴルフをはじめとしたスポーツ領域の企業のIT化支援を行なっている。

上記の結果、売上高は1億3097万円(前年同期比28.8%増)、セグメント損失は53万円(前年同期はセグメント損失1266万円)だった。

関連サイト

ギークス株式会社公式サイト
2021年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年3月期第2四半期決算説明資料

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