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KADOKAWA Game Linkage、2020年の国内家庭用ゲーム市場規模の調査結果を公開 2020年は3673億円

ファミ通

ハードが昨年対比16.4%増、ソフトが昨年対比8.9%増と、ハードとソフトがともに前年比プラスになるのは2017年以来の3年ぶり。

株式会社KADOKAWA Game Linkageのゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2020年の国内家庭用ゲームの市場規模が3673.8億円という調査結果を公開した。

※市場規模はハード・ソフト(パッケージ版のみ)の合計値

このデータは、株式会社角川アスキー総合研究所が調査したもので、集計期間は2019年12月30日~2020年12月27日、市場規模の数値は国内家庭用ゲームのハードとソフト(パッケージ版のみ)の合計値だそうだ。

公開された2020年の家庭用ゲーム市場規模は、ハードが昨年対比16.4%増の1856.6億円、ソフトが8.9%増の1817.2億円で、平均すると12.5%増の3673.8億円という結果になり、ハードとソフトがともに前年比プラスになるのは2017年以来3年ぶりとのこと。

年間ソフトランキングに関しては、637.8万本を販売した『あつまれ どうぶつの森』が他のタイトルに大きく差をつけ、首位を獲得した。このゲームは2020年3月の発売から、6か月連続で月間ランキング首位を獲得するなど、発売から年末まで長期にわたって市場を引っ張り、Nintendo Switch本体の販売を大きくけん引している。

2位には『リングフィット アドベンチャー』がランクイン。2019年は50万本で年間10位だったが、2020年には159.1万本を売り上げ、Nintendo Switch向けソフトで7本目のダブルミリオン到達になったそうだ。3位には、4年ぶりのシリーズ最新作『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』が123.3万本を記録し、ミリオンヒットを達成している。

ハード市場では、Nintendo Switchが2機種合計で595.7万台を売り上げ、2017年から4年連続で年間販売台数のトップになった。

Nintendo Switchに関しては2017年3月に発売されたが、発売4年目の2020年で過去最高の年間実績となり、2019年(449.4万台)の1.3倍という結果になっている。

ソニー・コンピュータエンタテインメント株式会社が発売するプレイステーション4は年間54.3万台を販売して2位となった。11月に発売し、現在も品薄が続くプレイステーション5に関しては、25.5万台の売上となっている。

ハード市場では、今後、新世代機の品薄解消時期が注目されており、ソフト市場では3月26日発売予定のNintendo Switch向けゲーム『モンスターハンターライズ』の期待が高まっているという。

巣ごもり需要の恩恵を受けた2020年に続いて、2021年の家庭用ゲーム市場にはどのような変化が起きるのか、引き続き注目していきたい。

(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に店頭(通販含む)で販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)

関連サイト

株式会社KADOKAWA Game Linkage公式サイト
株式会社角川アスキー総合研究所公式サイト

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