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コーエーテクモHD、過去最高の売上高と利益を記録 営業利益193億円 令和3年3月期第3四半期決算

コーエーテクモ

パッケージゲームの販売やスマートフォンゲームの運営収入の大幅な伸長が業績に貢献。第3四半期連結累計期間としても過去最高の業績に。

株式会社コーエーテクモホールディングスは、令和3年3月期第3四半期決算短信(連結)を1月25日(月)に発表した。当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高439億4900万円(前年同期比64.7%増)、営業利益193億6700万円(同201.2%増)、経常利益298億7400万円(同164.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益222億200万円(同128.5%増)となった。

また、単四半期の営業利益は過去最高の109億1900万円を記録し、第3四半期連結累計期間としても売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益のすべての項目が、過去最高の業績を達成した。

経営成績に関する説明

エンタテインメント事業
「シブサワ・コウ」ブランドでは、9月に国内で配信したスマートフォンゲーム『三國志 覇道』が好調な滑り出しとなり、11月より積極的なマーケティング施策を展開した結果、アクティブユーザー数が増加した。

IPを許諾し中国で配信中の『三国志・戦略版』に関しては、App Store月間セールスランキングにおいて15か月連続で上位5位以内にランクイン(出典:App Annie)した。12月に日本やアジアで発売した『三國志14 with パワーアップキット』は、10万本を販売した。

「ω-Force」ブランドに関しては、任天堂株式会社の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の世界観を継承した『ゼルダ無双 厄災の黙示録』を11月に発売し、12月末までの累計出荷本数は350万本を突破、「無双」シリーズとして1タイトルで最高の出荷本数になった。

「Team NINJA」ブランドについては、『仁王2』のダウンロードコンテンツ三部作の第二弾「平安京討魔伝」を10月に、第三弾「太初の侍秘史」を12月に配信した。本編のリピート販売も堅調に推移したことで、全世界累計出荷本数140万本超を記録した。

「ガスト」ブランドは、『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』を12月に日本とアジアで発売し、22万本を販売した。

「ルビーパーティー」ブランドにおいては、「アンジェリーク ルミナライズ 新宇宙プレサミット」など、ふたつのイベントを開催した。

「midas」ブランドでは、新作スマートフォンゲーム『真・北斗無双』を12月に国内でサービスを開始した。

上記の結果、売上高は414億6500万円、セグメント利益は191億00万円だった。

アミューズメント事業
アミューズメント施設は、プライズゲーム機の売上好調で前年同四半期を上回って推移した。

また、『P真・北斗無双 第3章』をリリースした。

上記の結果、売上高は20億6600万円、セグメント利益は1億8600万円だった。

不動産事業
ライブハウス型ホールKT Zepp Yokohamaについては、感染症対策を徹底した上でライブイベントや配信ライブを開催した。

その他の賃貸用不動産では、高い稼働率を維持した。

上記の結果、売上高は5億8000万円、セグメント利益は7500万円だった。

その他事業
売上高は1億4800万円、セグメント利益は200万円だった。

関連サイト

株式会社コーエーテクモホールディングス公式サイト
令和3年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
令和3年3月期第3四半期決算説明資料

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